あえてのアナログが良いんです。
起きたい時間の30分前から5分ごとにアラームをかけていても全然起きれません。
枕元に置いたスマホは気づかないうちに止めてしまうし、スマートウォッチは眠っている間に手首から器用に外してしまう。
最初は上手くいっていたスマートスピーカーも、慣れてくると声で止めてそのまま二度寝するようになり、もうダメだ……と藁にもすがる思いでアナログ時計を導入してみたところ、これが思いのほか効果がありました。
独特なシルエットのアナログ時計
私が気に入って使っているのがこちらの、BRAUN(ブラウン)「BC22」。
BRAUNの名作を数々生み出したディーター・ラムス氏デザインの「AB2」というアイテムに由来する、独特なシルエットをしたアナログ時計です。
私はこの時計をベッドから完全に出ないと止められない場所(具体的には洗面所の近く)に置いていて、起床後すぐに動く+洗顔という導線を作ったことで二度寝を防止できるようになりました。
機能と連動した美しいデザイン
BRAUNのアイテムといえば、シンプルで使いやすい機能とデザインが魅力。
コンパクトなアイテムですが、「BC22」にもそんなBRAUNの美学はしっかりと詰め込まれています。
たとえば、アラームに関する機能は全てこの鮮やかなグリーンに集結していて、側面のスライドボタンを上げてグリーンが見えるとアラーム機能がオン。ボタンを下げて白が見えればオフ、と非常に分かりやすいつくりになっています。
側面のボタンは前面右下のちっちゃい窓とも連動していて、ここでもアラームのオン/オフを確認可能。
最小限のデザインで最大限の効果を発揮するこの感じ、使うたび惚れ惚れしちゃうんですよね。
背面はこんな感じで、同じくパッと見ただけで分かりやすいデザイン。
右側のグリーンのノブを回すとアラーム用の針(こちらも針の先端はグリーンで統一)が動いて、アラームの時刻を調整できるようになっています。
シンプルすぎるアナログ感がちょうど良い
本体の上部にはスイッチがあって、アラームが鳴っている間はここを押すことでスヌーズ状態に。
またこちらはバックライトのスイッチにもなっています。
バックライトは、背面の設定を変えることで常時点灯も可能。優しいオレンジ色の光は夜間の読書やPC作業のお共にもぴったりです。
こちらのアイテムを使って驚いたのが、AM/PMの違いがなくて、たとえばアラームの針を6に設定すると6時と18時のどちらでも鳴ってしまうということ。
アナログ時計を使うのが久しぶりすぎてすっかり忘れていましたが、そういえばそうでしたよね…。
最初の方は不便だなと思っていましたが、使っているうちにこの不便さが良い具合に作用してきて、起きるときには「仕事で留守にしている間に鳴らすわけにはいかない」という気持ちでしっかりと止めて。逆に寝るときには「明日寝過ごすわけにはいかない」という気持ちで忘れずにセットするという意識改革が自然とできました。
結局、起きる起きないって意識の部分も大きいので、こうやって自然と矯正できちゃうのが一番強いんですよね。
もちろん「BC22」でなくても、たとえば100円ショップの時計でもOK。
ただ、毎日使うものなので、気に入ったデザインの方が長く使い続けられるかなというのはあります。特に目覚ましなんてちょっとムスッとしてしまう対象なので、可愛がれるくらいでちょうど良いかも。
朝が苦手な方はぜひ一度試してみてください。
Photo: シラクマ
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