早稲田大や名古屋大などの研究チームは4日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、地球から133億光年離れた銀河の中に恒星の集まり(星団)を5つ発見したと発表した。これまでに見つかった中で最も遠い。約138億年前に起きたビッグバンから4億6000万年後に当たり、宇宙初期に誕生したという。
チームによると、地球がある天の川銀河の星団よりも数倍質量が大きく、約10倍高い密度で集まっていた。恒星同士がぶつかって合体したとみられる。ブラックホールが誕生する舞台の可能性もある。
井上昭雄・早稲田大教授(観測宇宙物理学)は「天の川銀河の星団がどのように形成されたのか、未解明の部分が多い。今回、宇宙初期の祖先とみられる星団が見つかったため、起源を探る大きな手がかりになる」と話した。
研究成果は6月24日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。
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