この度、浄土真宗本願寺派(京都府・下京区)では、独自のノート、「伝承ノート みち」を作成いたしました。このノートは一般的な「エンディングノート」とは全く異なり、ご自分の家で(※もしくは ご自身で)今まで行ってきた葬儀や法事などの仏事について、次世代の方が困らないよう正確に伝えるために、お寺のみなさん(寺院の関係者)と相談しながら制作するノートです。
仏事を行う機会が少なくなっている現代では、ご縁が繋がらず、親がどのように仏事を行ってきたかがわからない世代が増えています。この伝承ノートによって、これまで受け継いできた大切なことを正確に次世代に継承することができます。また、伝承ノートの制作過程で自らの人生を振り返ることとなり、あらためて浄土真宗のみ教えに支えられていることに気づき、今後の人生の指針になってほしいとの願いもこめられています。
もう一つの特徴としては、一人で記入して完成させるものではなく、寺院関係者と話し合いながら、何度でも書き直して、少しずつ作り上げていく形式です。(記入の際には、個人情報が記載されますことから、お取り扱いにご留意いただくよう、ガイドブックも掲載しております。)
宗派公式ホームページよりデータをダウンロードできるほか、本願寺出版社ホームページ及び、安穏殿ブックセンターにて1冊1,100円にて販売を開始いたしました。
<モニターの感想>
・伝承ノートがあれば後の人が困らない。スムーズに行動できるであろう。
・小さいころ親がしていることを何気なく見ていて、もっと教えてもらっておくべきだったと感じることがある。特にお寺の行事等。
・仏事の継承が次代に継承することに一抹の不安を感じており、自分の気持ちをよく整理できた。これから生きていくうえで大切。
▲ページ例
ページ項目は多岐にわたり、「これまでの私」と題した、自分の名前や所属寺を記録するページ。今まで行ってきた仏事を記録するページ。「これからの私」と題して、今後の仏事・お墓、大切な人に引き継いでほしいこと、などを記録することができます。
<ダウンロードURL>
浄土真宗本願寺派 公式WEBサイト 仏事奨励ページ
https://www.hongwanji.or.jp/jiin/shourei.html
<販売場所>
・安穏殿1F ブックセンター
・本願寺出版社 ホームページ
https://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html?iid=2077
からの記事と詳細 ( 門徒とお寺が一緒に作る、仏事を次世代に伝えるノート 「伝承ノート みち」の冊子販売を開始しました - PR TIMES )
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科学&テクノロジー
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