天文ソフト「ステラナビゲータ」の開発や天文雑誌「月刊星ナビ」の発行など天文関係プロダクツの開発会社である、株式会社アストロアーツは、日食撮影とシミュレーションに特化したPCソフト「エクリプスナビゲータ5」を発売しました。
「エクリプスナビゲータ」は、ベッセル要素(日食の計算に必要なデータ)や月縁の形状のデータを用いて、高精度で日食をシミュレーションするソフトウェアです。事前の準備では日食が見える時刻や方向、観測地ごとの見え方の違い、撮影の構図などを調べることができ、日食当日にはカウントダウン機能でリアルタイムに接触時刻を確かめられます。
また、デジタル一眼カメラやCMOSカメラを制御し、露出時間や撮影間隔など多様な設定での撮影をスケジュールに沿って自動実行できます。これにより、撮影時におけるカメラの設定変更の煩わしさから解放され、日食を観察することに集中して楽しむことができます。
来る4月8日(日本時間9日)にはメキシコからアメリカ、カナダで皆既日食が起こります。現地で日食を観察、撮影する方は、貴重な機会と時間をフルに楽しむためにも、エクリプスナビゲータのご利用をお勧めします。また、2030年6月には北海道で金環日食が、2035年9月には北陸~北関東で皆既日食が起こります。シミュレーションで楽しんだり観察計画を立てたりする際にも、ぜひエクリプスナビゲータをご活用ください。
●エクリプスナビゲータ5の主な機能
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ベッセル要素や月縁形状データを用いて、日食を高精度にシミュレーション。皆既日食のダイヤモンドリングの時刻や見える位置、金環日食のベイリーズビーズの見え方などが正確にわかる。
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ベッセル要素は1990年代から2040年代までの日食のデータを収録。月縁形状データは2009年から2024年までの皆既日食・金環日食のデータを収録。
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今年4月8日に起こる北米縦断皆既日食に対しては、複数の観測地に合わせたデータを提供。
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拡大表示、時刻表表示、世界地図など7つのウィンドウで、日食を多角的にシミュレーションできる。
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キヤノン/ニコン/ソニー製の主なデジタル一眼カメラに対応し、スケジュールに沿った自動撮影が可能。
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ZWO/Player One製の主なCMOSカメラに対応し、スケジュール撮影が可能。
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外部コマンドの呼び出し機能を搭載。減光フィルター交換を撮影スケジュールに組み込むことができる。
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ライブビュー機能により、モニター上で撮影状況を確認したり撮影設定を変更したりできる。
●製品について
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製品名:「エクリプスナビゲータ5」
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発売日:2024年2月28日(水)
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価格:16,800円(10%税込み) ※旧バージョンのユーザーには優待価格での販売あり
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販売:アストロアーツ オンラインショップでのダウンロード販売 ※パッケージ版はございません
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対応OS:Windows 10 / 11 64bit 日本語版
CPU、メモリ等の推奨環境については、製品情報ページでご確認ください。
〈株式会社アストロアーツについて〉
株式会社アストロアーツは、国内の星図ソフトとしてデファクトスタンダードの地位を持つ「ステラナビゲータ」や天体画像専門の画像処理ソフト「ステライメージ」、望遠鏡のコントロールから撮像まで天体撮影に関わる処理を自動化する「ステラショット」といったコンシューマ向けソフトウェアの開発、70以上の施設に導入されているデジタルプラネタリウム「ステラドーム」など施設向けソフトウェアの開発、天文・宇宙に関連する企業・団体様向けのシステム開発やサービス、「月刊星ナビ」をはじめとする天文関連書籍の編集・出版まで、幅広い事業を行っている企業です。
ウェブサイト:https://www.astroarts.co.jp/
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