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Wednesday, January 31, 2024

明るい2大惑星・金星と木星。共に観測できるのは2月まで。2024年最小の満月は「スノームーン」 - tenki.jp

月の公転軌道は楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではありません。そのため、軌道上のどこで満月になるかによって、見える月の大きさが変わります。月と地球が接近するタイミングと満月のタイミングが近いと月が大きく見え、地球と月が離れているときに満月になると月は小さく見えるのです。

2月の満月は、2024年の満月のなかで最も遠い位置でおこります。月が満月になるのは24日21時30分で、翌25日の23時59分に地球から最も遠ざかる遠地点を通過します。逆に、10月17日には今年最も地球に近い位置で満月になります。2月の満月は、10月の満月に比べて視直径が約12パーセント小さく、面積は約22パーセント少なくなります。

大雪が降ることが多い月に因んで、「スノームーン」とも呼ばれる2月の満月。暦の上では2月4日に立春を迎えますが、夜空には華やかな冬の星座が広がっています。澄みわたる空気のなかで輝く、月や星たちの美しい姿を眺めてみましょう。

・参考文献
『アストロガイド 星空年鑑 2024』 アストロアーツ

・参考サイト
国立天文台「ほしぞら情報2024年2月」

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