１０月３０日、米アップルはオンラインイベントを開催し、ラップトップパソコン「ＭａｃＢｏｏｋ Ｐｒｏ（マックブックプロ）」、デスクトップパソコン「ｉＭａｃ（アイマック）」の新製品のほか、搭載する新たな自社設計チップ「Ｍ３」シリーズを発表した。写真はニューヨークで２０１５年７月撮影（２０２３年 ロイター／Mike Segar）
[サンフランシスコ ３０日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)は３０日にオンラインイベントを開催し、ラップトップパソコン「ＭａｃＢｏｏｋ Ｐｒｏ（マックブックプロ）」、デスクトップパソコン「ｉＭａｃ（アイマック）」の新製品のほか、搭載する新たな自社設計チップ「Ｍ３」シリーズを発表した。
ＭａｃＢｏｏｋ Ｐｒｏの価格は１４インチモデルが１５９９ドルから、１６インチが２４９９ドルから。ｉＭａｃは１２９９ドルから。
新型チップは「Ｍ３」「Ｍ３ Ｐｒｏ」「Ｍ３ Ｍａｘ」の３種類。ラップトップとデスクトップ用として初めて３ナノメートル製造技術を採用し、消費電力１ワット当たりの性能が高まった。
アップルはＭ３ Ｍａｘについて、チャットボット（自動応答システム）などのモデルを開発するために大容量のメモリーを必要とする人工知能（ＡＩ）開発者向けだと説明した。
新型チップの製造を手がける企業名は明らかにしなかったが、アナリストは「ｉＰｈｏｎｅ１５」の最上位モデル向けチップの製造に同じ技術を採用している半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）(2330.TW)とみている。
アップル幹部はＭａｃＢｏｏｋとｉＭａｃの新製品のパフォーマンスをインテル(INTC.O)製チップ搭載の旧型端末と比較し、自社設計チップの優れた性能をアピールした。
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