達人のパソコン操作はときに速すぎて目で追えないほど。キーボードを多用するのが特徴で、マウスとキーの組み合わせ方も秀逸。皆さんもぜひマスターしましょう。操作方法だけでなく、効率的な覚え方も「入力編」で3回にわたって伝授します。身に付ければ職場の同僚にドヤ顔できること請け合いです。
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マウスを使わずにキーボードだけでOSやアプリを操作したいという上昇志向の人は一定数いる。すべてをキーボードで済ませる必要はないが、マウスより素早い場面も結構ある。典型的なマウスレス操作をいくつか紹介しよう(図1)。マウスのバッテリー切れや故障時にも役に立つ。
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コントロールのフォーカスを「Tab」で移動する
マウスレス操作で便利なのがウェブページの入力フォームだ。ポイントとなるのは「Tab」キー。このキーは項目を移動する役割を担っており、押すたびに次の入力欄に移動する(図2)。
厳密にいうと、このキーはボタンやテキストボックスなど各種「コントロール」(UI部品)の「フォーカス」を移動する。同一画面にある複数のコントロールは、1つだけが入力を受け付ける。その状態を「フォーカスがある」といい、点線や青線などで強調される。
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コントロールの操作もキーで可能。チェックボックスは「スペース」キーでオンオフし、メニューは「↓」キーや「Alt」+「↓」キーで選択すればよい(図3)。また、太線や青線で囲まれた「登録」「OK」などのボタンは「Enter」キーで押せる。そうしたボタンを「デフォルトボタン」と呼ぶ。
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以上のUIルールはOSやアプリの設定画面でも通用する(図4)。上部に並んだタブは左右矢印キーで選択しよう。デフォルトの「OK」は「Enter」、「キャンセル」は「Esc」で押せる。
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