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Thursday, June 23, 2022

モンハンライズが平均約160fpsとヌルヌル動作で快適!AMD最新CPU「Ryzen 7 5700X」と「GeForce RTX 3070 Ti」搭載ゲーミングPCの実力とは (1/3) - ASCII.jp

最新のAMD Ryzen搭載ゲーミングパソコンで
ゲームもクリエイティブも満喫

 高性能なデスクトップパソコン(PC)の購入目的として、最も多く挙げられるのが、PCゲームを遊ぶことだ。日本国内でもeスポーツの普及が進み、数多くのプロ選手、チームが誕生するとともに、小中学生からゲームにチャレンジするようになり、親子でゲーミングPCを購入しにくる機会が増えている。

 高性能なゲーミングPCでは、美しい描画でゲームの世界感を堪能できる高画質、高解像度でのプレイや、キャラがヌルヌルと動き、ターゲットへの正確な狙い(エイム)を可能にするプレイを実現。

 さらに秀作豊富なインディーズタイトルを楽しめるなど、その恩恵は計り知れない。そのうえ、コンシューマーゲーム機とのクロスプレイに対応するゲームタイトルも、ヌルヌルした動作でプレイできる優位性を持つ。

 そんなPCゲーミングのメリットを思う存分堪能するには、ゲーミングPCに優れた性能が求められる訳だが、そこでオススメなのが高い性能を発揮するAMD製のCPU Ryzenプロセッサーを搭載するゲーミングPCになる。今回は、北は北海道札幌から、南は沖縄まで、日本全国にコンピューターショップ「ドスパラ」を展開しているうえ、多くのeスポーツゲーム大会などにPCを提供して支えているサードウェーブのゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」の中から、最新のRyzenプロセッサーを搭載した「GALLERIA XA7R-R37T 5700X搭載」(以降XA7R-R37T 5700X)をオススメしたい。

「XA7R-R37T 5700X」は、PCゲームを快適に楽しめるサードウェーブのゲーミングブランド「GALLERIA」の最新Ryzen搭載モデル

長く使うゲーミングPCは実機を見たり、BTOカスタマイズを相談したりしながら購入したいもの。その点、オンラインだけでなく、全国に実店舗をかまえるドスパラは安心だ

 PCはいろいろなパーツで構成されていて、どのPCを選べば後悔しないか分からない、と感じている人もいるだろう。そこで、今回オススメする「XA7R-R37T 5700X」がどのような位置づけのPCなのか分かるように、ゲーム用途で主要なパーツとしてCPUとGPUの見方を簡単に解説しておきたい。

CPU型番の作り

 今回オススメする「XA7R-R37T 5700X」のCPUは、動画の加工や書き出しといった作業にも非常に優秀となるAMD Ryzenプロセッサーの最新モデルとなる「Ryzen 7 5700X」を採用している。RyzenプロセッサーにはRyzen 9、Ryzen 7、Ryzen 5といった種類があり、「XA7R-R37T 5700X」のRyzen 7 5700Xは、グレードは最上位ではないが、最新世代の「5000」シリーズに属し、モデル名も同じグレードの「5800」に次ぐ、「5700」と性能が高く、そのうえ発熱量は低めの扱い易いCPUだ。

GPU型番の作り

 GPUを搭載したパーツで、ゲーミング性能に大きく影響を与えるビデオカード(グラフィックボード)に関しても同じだ。AMD製のRadeon、NVIDIA製のGeForceとメーカーによって多少型番の作りは異なるが、「Radeon」の現行世代は「Radeon RX 6×50」と「Radeon RX 6×00」があり、「6000」が世代で、その次の百と十の位でグレードを表す。そして末尾の「XT」がGPUの特徴で、同じグレードでも、より上位に位置することを意味する。NVIDIA製も基本は同じで最新世代の「GeForce」は、「GeForce RTX 30×0」で「3000」が世代、十の位がグレードを表し、「Ti」が特徴になっている。

 幅広いラインアップを用意するGALLERIAの中から、今回ピックアップしたゲーミングPC「XA7R-R37T 5700X」は、4K(3840×2160ドット)解像度に次いで高解像度で、近年人気となっているWQHD(2560×1440ドット)解像度でのゲームプレイに十分狙いを定められるスペックだ。CPUはAMD「Ryzen 7 5700X」で、ビデオカードにNVIDIA「GeForce RTX 3070 Ti」を搭載し、標準構成では16GBメインメモリと容量1TBのM.2 NVMe SSDを搭載している。

解像度の違い

 ゲームの快適度にも直結し、前述したCPUやGPUを選ぶ際の指標として気にしておきたいのは、解像度だ。解像度は、1インチサイズにどれだけのドット(PCはドット「点」を敷き詰めて文字や画像を表現している)が含まれているかを示している。表計算では解像度の設定により、表示されるセル数が増減する。また、高解像度になるほど、文字や画像が高密度で描かれ、輪郭が滑らかに表示されるため、写真の編集、動画の加工などといったアプリケーションを利用する際の操作性にも影響する。

 4K(3840×2160ドット)は非常に高精細でゲームを表示できるが、そのぶん要求されるPCの性能も大幅にアップし、快適なゲームプレイを可能にするには、どうしても高額になる。そして最も一般的で、求められるゲーミングPCのスペックもダウンするのが、フルHD(1920×1080ドット)解像度になるが、ゲーム内キャラクターの輪郭がぼやけるなど、物足りなさを感じる。この両解像度の中間に位置するのが、WQHD(2560×1440ドット)解像度で、高精細な描画による美麗な描画でのゲームプレイをバランスの良いスペックで楽しむことができる。

 WQHD解像度に対応するゲーミング向けディスプレーはラインアップを増やしており、FPSなどの競技性の高いゲームで重要になる高駆動リフレッシュレートに対応する製品も増えている。1秒間に画像が書き換えられる回数であるリフレッシュレートは、ゲームの快適度を表し、1秒間に表示される静止画の数になるフレームレートと密接な関係にある。

 単位こそリフレッシュレートが「Hz」、フレームレートが「fps」と異なるが、数値が大きいほど、映像表示はより滑らかになる。一般的なテレビや、ディスプレーでは60Hz(60fps)の表示になるが、120Hzや144Hzといったゲーミング向け液晶ディスプレーなら、倍以上の回数、枚数で表示され、キャラがヌルヌルと動くことになる。

 120fpsなどの高いフレームレートを維持するのに求められるビデオカード(GPU)の性能は、ゲームタイトルで異なる。実際に「XA7R-R37T 5700X」が、WQHD解像度で快適にゲームを楽しめるのか、さまざまなゲームタイトルを使って試していきたい。

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