Haitong Intl Tech ResearchのアナリストであるJeff Pu氏は、中国のEMS(受託製造企業)大手Luxshareが2022年後半〜2024年に登場するアップル製品につき、主要サプライヤーとして残り続けると予想している。そこでは、「Apple Watch Series 8」や「iPhone 14」(以上、どちらも仮称)や噂のAR/VRヘッドセットが挙げられつつも、「2024年後半に登場するARグラス」に言及されている格好だ。
アップル製AR/VRヘッドセットは単体で動作するとの説が有力だが、それに対してARグラスは設計上の制約もあり(すべてのパーツを詰め込むと重くなりすぎる)、iPhoneに大きく依存すると予想されている。有名アナリストMing-Chi Kuo氏は2019年に、「Apple Glasses(ARグラスの仮称)」はiPhoneのディスプレイとしてのみ機能すると述べていた。
また有名リーカーのJon Prosser氏は、試作機をその目で見たとして「地獄のように洗練されている」と述べていたこともある。また、「価格は499ドル、追加料金で度付きレンズも入れられる」など夢のある予想も語っていたが、2年後の今なお実現する気配はなさそうだ。
さてPu氏のレポートに戻ると、まだアップルのAR/VRヘッドセットが噂レベルに留まっている中で、その第2世代製品がARグラスとともに2024年後半に発売されるとの予想が興味深い。そして第1世代ヘッドセットが、2023年初めに「発売」されるとのことだ。
ちなみに有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、第1世代ヘッドセットは2023年初に「発表」され、実際の発売は同年の第2四半期と予想している。
アップルのARグラスが、実際のコンピューティングやグラフィック処理、インターネット接続などを全てiPhoneに任せるとすれば、全てを機器内に詰め込むAR/VRヘッドセットほど開発は難航しないとも推測される。その完成度によっては、Apple Watch以上に良き日常のパートナーとなるかもしれない。
Source:9to5Mac
※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。
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