カプコンは『ストリートファイター6』を2023年に発売すると6月3日（金）の「State of Play」にて発表した。
本作は2022年に35周年を迎えた『ストリートファイター』シリーズの最新作。映像にはシリーズ作品でおなじみの「リュウ」や「春麗」にくわえ、新世代のキャラクター「ルーク」、「ジェイミー」らが登場している。
本作では『バイオハザード ヴィレッジ』や『モンスターハンターライズ』でも使用されたカプコン独自の「REエンジン」を採用。グラフィックが大幅に進化し、ファイターたちの闘いの様子がより緻密に描かれるようになった。
 |
従来の対戦モードにあたる「ファイティンググラウンド」のほか、ひとり用の没入型ストーリーモード「ワールドツアー」が新たに追加。映像中では街中を歩き回るようなシーンが収められており、格闘ゲームのジャンルを超えた遊びを提供するという。自分自身のオリジナルアバターを製作し、『ストリートファイター』の世界を体験することができるようだ。
くわえて、さまざまな人とオンラインで交流ができる「バトルハブ」も実装。こちらも単なるコミュニティスペースにとどまらず、たくさんの遊び要素が用意されているとのこと。2種の新ゲームモードについては、今後の発表にも注目していきたい。
 |
また、本作にはコマンド入力の壁を取り払った新しい操作方法「モダンタイプ」を実装。ひとつの方向キーと「必殺技ボタン」の組みあわせだけで必殺技を繰り出すことが可能となっている。
「リュウ」の場合であれば必殺技ボタンひとつで「波動拳」を放つことができ、前入力と組みあわせることで「昇龍拳」、後ろ入力と組みあわせることで「竜巻旋風脚」が放てるといった具合だ。「真空波動拳」や「真・昇龍拳」といったスーパーアーツも、対応する方向への入力とボタンふたつ同時押しで繰り出すことができる。
さらに「アシスト」ボタンを押しながら攻撃ボタンを連打することで華麗なコンボを繋げることができるため、格闘ゲームが初めてのプレイヤーや久しぶりに遊ぶプレイヤーも複雑な操作に困ることなく、爽快感ある対戦をすぐに楽しめるという。
 |
新たなバトルシステムとしては「ドライブシステム」と呼ばれるものが実装。ドライブゲージを使用し、相手の攻撃を受け止める打撃「ドライブインパクト」や自動でガードしゲージを回復する「ドライブパリィ」といったアクションが登場している。
過去作に存在した「EX技」も「オーバードライブ」の名前でドライブシステムに組み込まれたようだ。ドライブゲージの運用とプレイヤー同士の駆け引きが交錯する、白熱したバトルが楽しめることに期待したい。
 |
そして、eスポーツ界ではもはや欠かせない存在となった「実況」に着目し、シリーズ初となる「自動実況機能」を実装。AI技術を駆使し、場面に応じた熱いボイスで戦いを盛り上げてくれる。
今回、日本語実況のアール氏と英語実況のVicious氏が第一弾として発表された。今後発表されるキャスター陣も豪華な方ばかりとのことなので、続報にも期待したい。なお、すでにアール氏、Vicious氏の自動実況機能を実際に使用した映像も公開されているので、気になる方はこちらもチェックしていただきたい。
『ストリートファイター6』は2023年の発売を予定し、対応プラットフォームはPS4、PS5、Xbox Series X|S、PC（Steam）となる。本作の詳細についてはカプコンの公式サイトも参照されたい。
からの記事と詳細 ( 『ストリートファイター6』2023年にPS4、PS5向けに発売決定。ボタンひとつで必殺技を放ち、連打でコンボが繋がる「モダンタイプ」操作を実装 - 電ファミニコゲーマー )
https://ift.tt/tE2GcL5
科学＆テクノロジー
No comments:
Post a Comment