神戸市に住む高橋惇さん。31歳。元お笑い芸人です。
現在は神戸で学習塾を経営しています。
ピンで司会を小堺一機さんが好きで、小堺さんみたいになりたいなと。
高橋さんの子供の頃の夢は「自転車で日本一周」。憧れの職業は「お笑い芸人」と「学校の先生」でした。
その後、神戸大学発達科学部に進学し中学高校の国語の教員免許を取得。在学中に1年かけて夢だった自転車
で日本一周の旅へ。路上ライブなどお笑い修行に出ました。
ちょっとSNSでつぶやいたら全国の中高生から反応があったり、ラジオに出て下さい、本書いて下さいとい
う声があったり、神輿に乗せられたような感覚。
大学卒業後上京し、3年間お笑い芸人として活動。しかし受験エリート時代とは全く異なる挫折の日々でした
。
社会に出たら誰も教えてくれない、参考書もない、どうしていいか分からなくなった。
未熟な自分をもう一度磨き直し、興味のあった学校現場を見て周ろうと、高橋さんは2度目の自転車日本一周
を計画。今度はその体験を学校で語る旅に出ました。
講演数は全国の小中高校大学で200回以上。実に7000人以上の子供たちに一歩踏み出し、挑戦する事の
大切さを伝えてきました。
中でも淡路島の小学校での講演では、
「うちの子が、講演会をきっかけに何か挑戦したいということで、淡路島一周歩いて回りたいと。150キロ
位ある…、10日位かかると思いますと。実はいまゴールしたんですと連絡を受けた。それを聞いた時はすご
く
うれしかった」
坂道や雨の中は特に体力を消耗しますが、夏は寝袋。冬はテントという野宿です。また自転車の盗難など多く
のアクシデントに見舞われました。
旅に出たら出来ない事ばっかりで、学歴に支えられて生きていけると思っていたが、結局自分の経験値や知恵
の方が自分を支えてくれると感じた。
そんな中、支えとなったのは…。
これがなかったら多分ゴールできなかったと思う位大事だった
移動距離は地球半周分にあたる約2・2万キロ。795日かけてゴール。道中様々な仕事を手伝い、ある事を
感じだといいます。
「働くのがゴールじゃなくてやりがいを持つ事がゴールなんだ」と感じた。
高橋さんはやりがいの持てる仕事として神戸市内に学習塾「イドミイ」を4年前に開校。
授業では子供たちで社会の課題を見つけ、自分たちで解決方法を考えます。この日は、小学3年生たちが街に
ある落書きをなくす方法を考えました。落書きを防止するコメントをグループごとに考えることに。そして…
コメントを収録しYouTube動画にします。
子どもたちに社会に出ても生きていける心の強い足腰を鍛えて欲しい。
考える力、作り出す力、伝える力、協力する力、この4つをのばしてあげたい。
一歩踏み出す事で見つけた本当のやりがいと子供たちの笑顔、高橋さんの旅はこれからも続きます。
からの記事と詳細 ( 「自転車で2度、日本一周」した元お笑い芸人、本当のゴールは - sun-tv.co.jp )
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