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Saturday, August 8, 2020

医学部受験、ここへきて「数学不要論」が急浮上してきた本当のワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

昭和大医学部で「国語が選択可能」の衝撃度!

 不正入試事件で信頼が失墜したとも思われる日本の医学部だが、その人気は決して潰えていない。 【実名公開】早慶、上智、明治…史上初の学部別「序列ランキング」を全公開する!  たしかに、ここ2~3年の医学部受験生は、実数で減少している。しかし、全体的にみると、受験者数の減少は国公立医学部においてのみであり、私立医学部は横ばい、全大学受験生の減少と比べると、減少幅はわずかだ。  少なくとも、医学部志望の学生が大幅に減っているとは言えないだろう。むしろ、コロナ禍によって医療の重要性が再認識されたことで、医療チームの中核を担う医師へ敬意も高まっているように感じる。また、医学部を目指せるチャンネルも増えてきているので、志望者はより多くなってくる可能性すらある。  当然、こういった流れを受けて、医学部入試の仕組みも多様化が進んでいる。  以前記事で、医学部入試2次試験(面接試験・小論文試験)の多様化について書いたが、入試という戦いの本丸である1次試験(学科試験)の科目にも、変化の兆しが見えてきた。昭和大学の医学部(を含む全学部)の一般入試において、「国語」が選択科目として導入されることが発表されたのである。  昭和大学は、都内にあり、受験生の間でもとくに人気の高い医療系大学だ。河合塾による偏差値は、最新のもので67.5である。「早稲田・慶応・上智」の理系学部(河合塾による偏差値65.0)以上の成績がなければ入学できない超難関校だ。  そんな昭和大学医学部による入試科目の変更は、実にエポック・メイキングな出来事である。  トップレベルの医学部の入試で、受験科目に国語を選択できるようになったことは、今後の入試に少なからぬインパクトを与えるだろう。では、選択制とはいえ、数学のテストなしでトップレベルの医学部に入れる可能性が開かれたという事実は、医師養成機関たる医学部の教育内容にも変化をもたらすことになるだろうか。

数学なしで受験できるのは…

 推薦試験やAO入試を除く「一般入試」で、「数学」を選択せずに受験できる医学部は、全国で2校しかない。  もう一校は帝京大学医学部であるが、帝京の場合は、必須の英語に加えて、理科(物理・化学・生物)・数学1A2B・国語の中から任意の2科目を選んで受験する(計3科目)。昭和大学は、英語と理科2科目が必須なので、国語か数学を選んで、計4科目の試験となる。  もとより、帝京大学の医学部は、「文系の受験生も入れたい」「社会人受験生も入れたい」という、受験生の多様な属性を取り込むための方法論として、文系科目を含む3科目の入試を続けているようだ。  以前は、英語も含めて3科目の自由選択制であったが、さすがに、グローバルな医療教育が叫ばれる今日、英語が全くできない学生が医学部に入ってくるのはよろしくないということで、英語は数年前に必須化された。  多様なニーズが求められる現代の医療に、このような様々なバックグラウンドをもつ人材養成のための医学部が存在する意義は大きい。一方、昭和大学は別の理由で「国語」の導入を決めている(後に述べる)。  いずれにせよ、帝京大学に続いて、昭和大学でも数学を選択せずに医学部を受験することが可能になったあかつきには、他の医学部でも、国語を入試科目に加えるところが出てくるかもしれない。

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