「親愛なるインスタグラム様。私はあなたに出合い、あなたを愛し、大好きになり、嫌いになりました。もうこれ以上あなたと一緒にはいられない……あなたといると不安が募る。あなたは、いまや私にとって有害な恋人。よく考えてみれば、あなたが与えてくれるのは、味気なさばかり……」。ファッション情報を配信するポッドキャスト「Chiffon」の開設者でジャーナリストのヴァレリー・トリーブがインスタグラムに別れを告げたのは、今年の2月19日。7万人近いフォロワーをもつ47歳のパリジェンヌは、自らのコミュニティと袂を分かったその2カ月後にアカウントを再開した。「ときどき何か書き込んだり、好きなアカウントを見たり、プライベートメッセージでやりとりしたり、気が向いた時に投稿するため」と本人は説明している。なかなか別れられないこの“恋人”は、彼女によると「誠実で、安心感を与えてくれる、魅力的な、素晴らしい」恋人でもあるのだという。 これぞまさにインスタグラムのパラドックスだ。1カ月の利用者が10億人に上る(インスタグラムによる2018年6月の集計)インスタグラムは今年10周年を迎える。コミュニケーション界の新エルドラドともいえるツールだが、この2年、精神面の健康リスクが問題視されている。ターニングポイントは2017年。イギリスの王立公衆衛生協会がソーシャルネットワークの悪影響についてまとめた報告「#StatusofMind」を世界中のメディアが取り上げたのがきっかけだ。そのなかで、最も有害なツールとして指摘されたのがインスタグラム。数ヶ月後には、“いいね”ボタンの発案者であるジャスティン・ローゼンスタインも、自らが開発に関わったインスタグラムがもたらす負の効果について語っている。
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August 17, 2020 at 08:11PM
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インスタグラマーという職業の理想と地獄。(フィガロジャポン) - Yahoo!ニュース
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