パンデミックが起きて以来、ビジネスがあまりうまくいっていない……そんな人にぜひ手にとってほしいものがある。詩集だ。独特な表現でわかりづらいと感じることもあるかもしれないが、詩を味わうことは実は、思考能力を鍛えるうえで役立つと科学的に解明されているという。 コロナ後の世界でビジネスリーダーが読むべきは啓発書ではなく「詩集」──その理由を米ビジネス誌が説く。
不安定で不確実な世界で私たちを導いてくれるのは…
“親愛なるあなたに、できるだけよくお願いしたいのです。心の中にある未解決のものすべてに対して忍耐を持たれることを。鍵のかかった部屋のように、あるいは未知の言語で書かれた書物のように、問い自体を愛そうとすることを。答えを探さないでください……今は、問いを生きてください”──レイナー・マリア・リルケ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延によってもたらされた緊急事態は、解決を急がなければならない2つの課題をビジネスリーダーたちに突きつけた。競争の激化、社会的不和、そしていつ終わるともわからない不確実性のなか、危機的状況にある組織を管理すると同時に、ビジネスを再構築する必要があるのだ。 言い換えれば、リーダーには非常にチャレンジングな思考能力──同時にいくつものことを考える力──が求められている。目の前の問題と向き合いながら、複雑で予測不可能な「未来」について考えなければならない。 必要不可欠なこの「考え方の転換」をかなえるツールとして、詩に勝るものはないだろう。 幅広く、柔軟で、複雑なニュアンスを理解する──そんな思考能力を詩は読者に求める。不確実性を知り、答えのない状況を受け入れる考え方だ。 詩は特定の答えを持たないが、多くの意味を持ち、そのすべてが一編の詩のなかで作用しあっている。だからこそ様々な、そして時には相対する解釈が可能なのだ。言葉の微妙な違いが、詩の繊細さを支えている。 私たちは詩を読み、「何を意味するのか」ではなく「どれだけ解釈できるのか」を問う──そうして導き出した答えでさえ、あくまで暫定的なものだ。 詩の意味は変わり続ける。光に照らされ、常に表情を変える宝石のように。
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August 16, 2020 at 02:00AM
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