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Saturday, February 27, 2021

音を耳に直接ビーム?! 頭につけないヘッドホンがクラファン中 - ギズモード・ジャパン

ビームって言葉に弱いわ。

JLab Audio(ジェイラブオーディオ)やBose(ボーズ)がサングラス一体型イヤホンを出しているおかげで、最近、オープン型イヤホンがアツイ気がします。そんなオープン型の中でもとんがっているのがこれ、SoundBeamer。頭につけないヘッドホンです。

SoundBeamerを手がけるのは、イスラエルのスタートアップNoveto。端末自体はデスクの上にでも置いておけば、3Dモジュールがユーザーの耳を認識して直接音を届けます。一見スピーカーに見えますが、あくまでもヘッドホンの仲間なので、音は使っているひとりのユーザーのプライベートサウンド。真横に人がいれば多少音漏れする可能性はあるようですが、曲名がわかるほどではないとのこと。Ramstein氏いわく、ハイレベルの音響減衰を使うことで可能になるシステムで、通常3フィート離れるごとに音が20デシベル小さくなっていくのに対し、SoundBeamerだと部屋の向こうまで3デシベルしか減少せずに届けることができるのだといいます。

米Gizmodoの取材に対し、Ramstein氏はこう解説してくれました。「空気の非直線性を利用することで聴こえない音を送り、それがある特定の位置に届くと聴こえる音になるんです。つまり、頭の両側に、左右それぞれ独立した音のポケットを作るということ。そうすることで、私たちの技術は目に見えないヘッドホンと同じ役割になるんです」。

…おう。

SoundBeamerは、顔認証・ジェスチャー認証が可能で、周辺音のモニタリングもできます。また、AIも内臓されているのですが、いわゆるデジタルアシスタントとは異なり、SoundBeamerに搭載されているのはユーザーのサウンド体験を向上させるための仕組みとしてのAI。なので、「曲をかけて」とか「一時停止して」なんてオーダーはできません。

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Image: Noveto

SoundBeamerは、現在、KickStarterで予約受付中(345ドル=約3万6600円)で、今年後半に一般販売(595ドル=約6万3200円)を開始する予定。クラファン系プロダクトには不安がつきものですが、Ramstein氏はFoxconnとタッグを組んで生産を進めるので、年末までにはリリースできるはずだと自信たっぷりです。

初代SoundBeamerはユーザーひとりだけが使える固定ステーションという位置付けですが、今後(第2弾)は複数人に同時対応できる機能も搭載したい考え。また、OEMも予定しているということなので、今後の展開が楽しみではあります。

置き型ヘッドホンなので使えるシーンは限られますが、頭につけないヘッドフォンとはなんて身軽。ものすごく気になりますが、こればっかりは使ってみないことにはなんとも言えない、わからない。Bose Framesも使ってみるまでその素晴らしさがピンと来なかったので、SoundBeamerもぜひレビューしてみたいですね。

Source: KickStarter

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科学&テクノロジー

名車「クラウン」があっという間に売れなくなった本当の理由 時代に合わぬ"質実剛健"コンセプト - PRESIDENT Online

2020年11月、かつては日本の庶民の憧れだったトヨタ高級車のメジャーブランド「クラウン」の生産終了が報じられた。いったい何がそうさせたのか? 車の製造・販売の現場を知り尽くした専門家、平塚俊樹氏がその意外な理由を語る――。

2018年6月26日、東京都内で開催されたコネクテッドカーを紹介するイベントで、オールニューデザインのフラッグシップセダン「トヨタ クラウン」を発表する豊田章男社長。

写真=EPA/時事通信フォト

2018年6月26日、東京都内で開催されたコネクテッドカーを紹介するイベントで、オールニューデザインのフラッグシップセダン「トヨタ クラウン」を発表する豊田章男社長。

新車が年24万台も売れていた一大ブランド

トヨタの高級車ブランド“クラウン(王冠)”が、ついに消滅するという(東京中日新聞2020年11月11日付)。1955(昭和30)年の販売開始以来65年、15代にわたってトヨタおよび日本の代表的なセダンとして親しまれてきた。CMのコピー「いつかはクラウン」に象徴されるように、庶民が所得増とともに買い替え・グレードアップしてゆく車の“頂点”であり、バブル期の1990年度には新車23万9858台を売り上げた一大ブランドである。

しかし、その後は徐々に販売台数を減らし、2001年度には7万8656台に。現行のクラウンが発売された2018年度に5万8548台を数えたのが近年のピークだった。コロナ禍に見舞われた20年は、一時激減したトヨタ車全体の新車販売台数が4~10月に前年同期比16%増の急回復を見せる中、同1万7988台から1万821台と前年から約4割も減らしていた。

トヨタは公には認めていないものの、クラウンの名の神通力がここまで衰えてきたのをみれば、ほぼ既定路線のようだ。何がこうした結末を招いたのだろうか。

ライバル車はあらゆる最新技術を、惜しげもなく搭載

「直接的な理由は、『100万円、150万円は当たり前』という直近のドイツ車の値引き攻勢でした」――大手車用品メーカーでクレーム対応を務め、大手自動車メーカーの開発アドバイザーを務める平塚俊樹氏は、自身でも身銭を切った車の買い替えで試行錯誤を繰り返してきただけに、その指摘はリアリティ十分だ。

「ベンツ、アウディ、BMWなど世界中で売れているドイツ勢。その日本国内での値引き攻勢の尖兵となったのは、クラウンにはないクリーンディーゼル車でした。高速道路での走行のフィーリングが素晴らしく、セダンで長距離移動する個人の客層をとりこに。しかも、バックする車の後ろを監視するRCTAや、ハンドル操作を支援して車線から外れるのを防ぐLTA等々、あらゆる最新技術を惜しげもなく搭載してきたんですね」

アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC、前の車との車間距離を保ち、停止・再発進も行える機能)や自動ブレーキも、常に最新のもの。じゃあ、クラウンだって日本が誇る最新設備を積めばいいじゃないか、と誰でも思いつきそうなものだが、後述するようにそれがうまくいかなかった理由がある。

「クラウンに限らず、日本のセダンじゃとても勝負になりません。レクサスも負けている。今、唯一張り合えるのは、トヨタの世界戦略車であるカムリくらい」と平塚氏は言う。ドイツ車と張り合える車と、そうでない車との違いを理解するにはまず、このクラウンとカムリの車本体の仕組みやボディの構造についての簡単な説明が必要だ。

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