2024年1月12日、ファミ通調べによる2023年ゲームソフト(パッケージ版のみ)・ハード売上データが公開された。集計期間は2022年12月26日~2023年12月31日。
2023年の国内家庭用ゲーム市場規模(店頭販売分)は4038.8億円を記録し、パッケージソフトとハードを合わせて前年同期比は計107.8%。ハードの販売台数はNintendo Switchが首位を獲得し、プレイステーション5(PS5)は前年の2倍以上にあたる258.7万台を販売した。
パッケージソフト市場は、Nintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が193.0万本を販売して1位を獲得。2位は『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』、3位は『ピクミン4』と続く結果となった。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)以下、リリースを引用
ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング2023年年報 2023年国内家庭用ゲーム市場規模(店頭販売分)は4,039億円
- 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が193万本を販売して年間ソフトランキング首位を獲得。
- ハード市場はNintendo Switchが販売台数トップ。プレイステーション5は前年から倍増して市場拡大に貢献。
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2023年の国内家庭用ゲームソフト(パッケージ版のみ)とハードの売上速報をまとめました。集計期間は2022年12月26日~2023年12月31日です。
市場規模比較(単位:億円)
2023年(53週)
- ハード:2,674.9億円
- パッケージソフト:1,363.8億円
- 合計:4,038.8億円
2022年(52週)
- ハード:2,097.8億円
- パッケージソフト:1,650.4億円
- 合計:3,748.2億円
昨年対比
- ハード:127.5%
- パッケージソフト:82.6%
- 合計:107.8%
※ソフトはパッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)
※2022年の集計期間は、2021年12月27日~2022年12月25日
各ハードの販売台数
※累計販売台数の集計期間は各発売日~2023年12月31日/単位:台
Nintendo Switch(※1)
- メーカー名:任天堂
- 発売日:2017/3/3
- 推定年間販売台数:4,062,609
- 推定累計販売台数:31,786,656
プレイステーション5(※2)
- メーカー名:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日:2020/11/12
- 推定年間販売台数:2,587,468
- 推定累計販売台数:4,964,857
Xbox Series X|S
- メーカー名:日本マイクロソフト
- 発売日:2020/11/10
- 推定年間販売台数:141,712
- 推定累計販売台数:540,107
プレイステーション4(※3)
- メーカー名:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日:2014/2/22
- 推定年間販売台数:73,292
- 推定累計販売台数:9,491,059
※1:Nintendo Switch Lite、有機ELモデルを含む合計値です。
※2:プレイステーション5 デジタル・エディションを含む合計値です。
※3:プレイステーション4 Proを含む合計値です。
2023年家庭用ゲームソフト販売本数TOP10
※累計販売本数の集計期間は各発売日~2023年12月31日/単位:本
1位『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2023/5/12
- 推定年間販売本数:1,929,603
- 推定累計販売本数:1,929,603
2位『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2023/10/20
- 推定年間販売本数:1,549,401
- 推定累計販売本数:1,549,401
3位『ピクミン4』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2023/7/21
- 推定年間販売本数:1,119,027
- 推定累計販売本数:1,119,027
4位『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
- ハード:Switch
- メーカー:ポケモン
- 発売日:2022/11/18
- 推定年間販売本数:907,432
- 推定累計販売本数:5,246,363
5位『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』
- ハード:Switch
- メーカー:KONAMI
- 発売日:2023/11/16
- 推定年間販売本数:795,681
- 推定累計販売本数:795,681
6位『マリオカート8 デラックス』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2017/4/28
- 推定年間販売本数:617,223
- 推定累計販売本数:5,631,598
7位『星のカービィ Wii デラックス』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2023/2/24
- 推定年間販売本数:514,581
- 推定累計販売本数:514,581
8位『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』
- ハード:Switch
- メーカー:スクウェア・エニックス
- 発売日:2023/12/1
- 推定年間販売本数:510,477
- 推定累計販売本数:510,477
9位『スプラトゥーン3』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2022/9/9
- 推定年間販売本数:503,312
- 推定累計販売本数:4,191,126
10位『スーパーマリオRPG』
- ハード:Switch
- メーカー:任天堂
- 発売日:2023/11/17
- 推定年間販売本数:447,687
- 推定累計販売本数:447,687
※パッケージ版(ダウンロードカード、本体プリインストール版を含む)のみの推計(ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含まず)
2023年の国内家庭用ゲーム市場について
2023年の家庭用ゲーム市場規模(※)は、ハードが前年同期比127.5%の2,674.9億円、パッケージソフトが同82.6%の1,363.8億円、合計で同107.8%の4,038.8億円となりました。
ハード市場は4年連続で前年実績を上回り、過去10年で最大の規模を記録しています。年間販売台数の首位は、406.3万台(3機種合計)を売り上げたNintendo Switchが獲得しました。プレイステーション5は、品不足が解消したことを背景に、前年の2倍以上にあたる258.7万台を販売。価格改定の影響もあって金額ベースで最大のシェアを確保し、市場規模の拡大に貢献しています。
パッケージソフト市場では、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(任天堂/2023年5月12日発売/Switch)が193.0万本を販売し、年間ソフトランキングのトップに立ちました。Nintendo Switchのロンチタイトルとして登場した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(任天堂/2017年3月3日発売/Switch)の待望の続編となりましたが、同タイトルが積み上げた累計226.4万本に早くも迫る水準です。
2位には、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(任天堂/2023年10月20日発売/Switch)がランクイン。3位の『ピクミン4』(任天堂/2023年7月21日発売/Switch)とあわせて、TOP3を任天堂のタイトルが占める形となりました。しかしパッケージソフト市場全体としては、200万本を超えるタイトルが3本あった前年のラインナップには及ばず、デジタル流通の進展や基本料金無料ゲームの増加もあり、前年から減少となりました。
2024年は、『ファイナルファンタジーVII リバース』(スクウェア・エニックス/2024年2月29日発売予定/PS5)をはじめとした強力な新作が登場する予定で、家庭用ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。
※本データは、店頭・通販販売分となります。ダウンロード販売、アイテム課金などのデジタル決済は含みません。
また、ソフトの売上本数については、集計期間中に店頭(通販含む)で販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)
※本データを記事で使用する場合は、出典が「ファミ通」である事の明記をお願いします。
※本調査データは、 KADOKAWAグループのシンクタンクである角川アスキー総合研究所が調査し、KADOKAWA Game Linkageに提供しています。
ファミ通について
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『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)からの記事と詳細 ( 2023年ゲームソフト&ハード販売数が公開。『ゼルダの伝説 ティアキン』が首位を獲得 - ファミ通.com )
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