2022年9月に登場したiPhoneの最新OS「iOS 16」。その後バグ修正や新機能を追加したアップデートが相次いで公開されています。2023年5月2日には緊急セキュリティ対応の「iOS16.4.1(a)」がリリースされたばかりですが、5月19日には早くも最新版「iOS 16.5」がリリースされました。そこで今回は、iOS 16.5でいったい何がどう変わったのか詳しく解説しましょう。
2023年5月19日リリースのiOS 16.5は何がどう変わった?
22年9月13日にiPhone用最新OS「iOS 16」がリリースされたのは皆さんご存じでしょう。「iOS 16」にはさまざまな新機能が追加されているので、詳しく知りたい人は、こちらの記事で確認してください。
iOSのメジャーアップデートでは毎回バッテリーの減りが早い、アプリが対応しておらず正しく動作しないといった不具合が見られます。
そこで、これらの不具合を解消したアップデートが次々とリリースされてきました。23年5月2日には緊急セキュリティ対応版iOS 16.4.1(a)がリリースされましたが、詳しい内容はこちらの記事でチェックできます。
ところが、iOS 16.4.1(a)のリリースから3週間も経過していない23年5月19日には、早くも「iOS 16.5」が発表されたのです。果たして、今回は何がどのように変わっているのでしょうか?
ちなみに、iOSのアップデートに関しては「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。 もし、iOS 16にアップデートできないときはこちらの記事を確認してください。
iOS16.5では新しい壁紙が追加された!
それでは、さっそく今回のiOS16.5のリリースノートを確認してみましょう。それによると、iPhoneの機能向上とバグ修正、セキュリティアップデートなどが行われているそうです。
●Apple「Apple セキュリティアップデート」は→こちら
まず、新たな機能としては、LGBTQ+のコミュニティと文化をたたえる、新しいプライドセレブレーションの壁紙が追加されています。
プライドセレブレーションの壁紙を設定する手順
セキュリティ面では、まず、Spotlightが反応しなくなることがある問題が修正されています。SpotlightとはiPhoneのホーム画面を下にスワイプしたときに表示される検索画面のことです。
次に、CarPlayの“ポッドキャスト”でコンテンツが読み込まれないことがある問題に対応しました。CarPlayは特定の車種に搭載されている、iOS対応カーナビが使える便利な機能です。
●Apple「CarPlay」は→こちら
スクリーンタイムの設定がリセットされる、またはすべてのデバイスに同期されないことがある問題を修正しています。スクリーンタイムとはiPhoneをどのくらい使っているか確認できるシステムです。
このほかにも、Apple公式サイトの「About the security content of iOS 16.5 and iPadOS 16.5」では、不具合が改善されていることが確認できます。やはり安全に使うにはiOSの最新アップデートは欠かせませんね。
●Apple「About the security content of iOS 16.5 and iPadOS 16.5」は→こちら(英語)
まとめ
いかがでしょうか? 今回のiOS 16.5で追加されたのは新しい壁紙だけでしたが、不具合の修正やセキュリティ対策は多いので、早めにアップデートしておいたほうが賢明でしょう。
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