衣替え後は冬服との数ヶ月ぶりの再会に胸が躍りますが、同時にニット製品への毛玉のつきっぷりに閉口することもしばしばです。
去年しまい込んだ時にはこんなについていなかった気がするのに、ここまでの毛玉だと外では着られないかも……でもぎりぎり許容範囲かな……?
毎年このような心の動きを経て、ごまかしごまかし着回していますが、今年は本格的に毛玉対策に着手することにしました。
毛玉バイバイへの第一歩
こちらの記事などを参考にさまざまな毛玉取りを検討した結果、自分に合っているのは電動タイプだということがわかりました。
その中でも色合いやデザインがミニマルで、値段も手ごろなテスコム「毛だまトレタ」を選ぶことに。
仕上がりにひと工夫
本体にはオン・オフボタンのほかに、ニットの毛足の長さに応じてできあがりの風合いを調整できる「風合いガード」がついています。ざ
っくりとした手編み風のセーターなら高、毛足の短いセーターなら中もしくは低と、洋服に合わせてダイヤルを回すことで、元々の生地感を保ちながらケアができますよ。
実際に使ってみました
セーター
こちらは5年前に購入してから、一度も毛玉取りを行うことのなかったマスタードカラーのウールセーター。
ダイヤルを高に設定し、恐る恐る表面を滑らせてみました。とても気に入っていますし、思いきって購入した品物ですから、にわかに緊張が走ります。
生地を傷めてしまわないよう、少し浮かすようなイメージで優しく。動きが早すぎると十分に取りきれないため、ゆっくりと時間をかけて動かしましょう。
クリーナーを移動させる際、しばらく置かれていた場所が明らかになめらかになっているのに気がつくはずです。
そしてこちらが、ケア終了後のセーターのアップ。見違えるほどクリーンになりました!
女性用フリーサイズのセーター1枚につき10~15分ほどかかりましたが、これまでの悩みがすーっと消えていくのですから、決して無駄ではない時間だと感じます。
カーディガン
お次は、一昨年からしつこい毛玉に悩まされていた紺色カーディガン。大きな毛玉が惜しみなく全体に広がっていましたので、ある時期から着るのを躊躇していました。
こちらはボタン部を避ける必要があるため、平面のセーターよりも少しだけ時間がかかります。それでも完成したものを見たら、経過時間なんてまったく忘れてしまいます。
まるでその日の午後に買ってきたかのよう! とても使い勝手のよいカーディガンでしたので、原状回復した姿を前に、飛び跳ねるほど嬉しくなりました。
毛玉ボールもかわいいよ
それもそのはず、1枚のカーディガンからこんなにたくさんの毛玉が取れるのです。
使っているうちにグレーのダストボックスに毛玉がどんどん溜まっていくのですが、こちらの “毛玉ボール” はボックス5杯分にもなるほどです。
モーターまわりの気になるポイント
おおむね大満足の商品ですが、気になる点を挙げるとすればその駆動音でしょうか。“ヒュイーン” という機械音が使用中はずっと続きますので、騒音を気にされる方は適切な時間を選んでの使用がおすすめです。
また、モーター特有の焦げ臭いような匂いをかすかに感じることもあります。ただ、上記2点とも私はそれほど気になりませんでした。
大切に愛でよう
上質なものを少しだけ買い、長く愛するというライフスタイルに魅力を感じていたここ最近。
「毛だまトレタ」のおかげで、そんな生活が、また少し近くなったような気がしました。
※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
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