Appleは、iOS16.3およびiPadOS16.3で、以前のバージョンのOSで見つかったセキュリティ上の脆弱性を修正しています。修正パッチは、AppleMobileFileIntegrity、ImageIO、Kernel、Mail、Maps、Safari、WebKitといった多岐にわたる分野をカバーしています。
専用ページに詳細が記載
Apple公式サイトのiOS16.3/iPadOS16.3のセキュリティコンテンツについて記載したページには、どのようなセキュリティ上の脆弱性が修正されたのかの詳細が記されています。
分野は多岐にわたりますが、WebKitの部分を抜粋すると下記のようになります。
WebKit
対応機種:iPhone8以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air(第3世代)以降、iPad (第5世代)以降、iPad mini(第5世代)以降
影響:悪意を持って細工されたWebコンテンツを処理することで、任意のコードを実行される可能性があります。
説明 :この問題は、チェックを改善することで対処しました。
WebKit
対応機種:iPhone8以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air(第3世代)以降、iPad(第5世代)以降、iPad mini(第5世代)以降
影響:悪意を持って細工されたWebコンテンツを処理することで、任意のコードを実行される可能性があります。
説明 :この問題は、メモリの取り扱いを改善することで対処しました。
iOS15.7.3もリリース
今回のセキュリティ上の脆弱性の修正は、macOS Ventura 13.2、tvOS16.3、watchOS9.3でも利用可能となっています。
Appleは、OSを最新バージョンにアップデートしていないもしくはできないユーザーに対して、同じ修正パッチがあてがわれたiOS15.7.3、macOS Monterey 12.6.3、そしてmacOS Big Sur 11.7.3も公開しています。
Source:Apple via 9to5Mac
(lexi)
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