伝説のPC復活?
年季の入ったガジェットファンならAMIGA(アミーガ)というPCを覚えていると思います。COMMODORE(コモドール)社が発売していたホビー向けPCで、1980年代半ばから90年代初頭にかけて注目を集めました。
時代に先駆けたホビーPC
当初から優れたGUIやカラー表示機能を備え、特に新しい技術に敏感なクリエイターや映像関係者から根強い支持を集めました。巨匠アンディ・ウォーホルが晩年にAMIGAで多くのアート作品を制作していたのは有名なお話。
日本でもミュージシャンの平沢進氏が、AMIGAで動く「Bars and Pipes」というDTMソフトを使っていたし、「Light Wave 3D」なるソフトで本格的な3D映像制作も可能ということで、「ウゴウゴルーガ」など多くのTV番組制作で使われていました。
当時のデザインをうまく再現
当時はMacを遥かに凌駕するレンダリング性能を誇り、魅力に溢れるPCだったのですが、あまりにエッジが効きすぎたマシンだったので一般には浸透せず、COMMODOREも94年に倒産。日本語OSもなかったので、日本でも超マニアックなPC以上の存在にはなれませんでした。しかし、製造会社がなくなって30年近く経つのに、今でも熱狂的なマニアが存在するほどその魅力は奥深いのです。
この「AMIGA "Classic" USBメカニカルPCキーボード」は、SIMULANTがAMIGAの権利者から公認を受けて製造している正式ライセンス製品です。デザインやカラーリングは当時のAMIGAを完璧に模していますし、CHERRY MXスイッチを採用しているのでタッチも良さそう。
USB接続が可能で、Windows/Mac/Linuxで使用できます。自分が使っている現行PCでAMIGA気分が楽しめるわけです。今年発売されたAMIGAエミュレートのレトロゲーマシン「The A500 Mini」でも使用可能。アダプターを併用すれば当時のAMIGAに接続することもできます。今でも起動するAMIGAを持っているオーナーにとってはうれしいですね。
このキーボードはUKのVAT抜きの価格が100ポンド(約1万6500円)。500個限定の予約販売となっています。当時のAMIGAを知る人はもちろん、レトロなPCデザインに興味ある人もぜひ注目したいアイテムです。
Source: SIMULANT
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