以前、「You are wrong.」の代わりに使いたい、相手の間違いを丁寧に指摘するためのフレーズを紹介した。今回もそれと若干と似ているが、相手の意見が間違っているのではなく、自分がそれに同意できないと伝えたい時に役立つフレーズを紹介したい。
【こちらも】英語で丁寧に相手の間違いを指摘するフレーズ
この場合も「You are wrong.」で意味は通じるが、かなり攻撃的に聞こえるのでフォーマルなシチュエーションでは可能な限り避けるべきだ。「I disagree.」はフォーマルな言い方だが、硬すぎる表現なのでふさわしくない場面もある。そこで、「You are wrong.」や「I disagree.」より自然でニュアンスが伝わる代替表現を見ていこう。
■I’m afraid I don’t agree
相手の意見に同意できない、および、相手とは異なる意見であることを示す丁寧な言い方が「I’m afraid I don’t agree.」だ。「I don’t agree.」は「I disagree.」と同じではないかと思うかも知れないが、その前に「I’m afraid」を付け加えるのがポイントである。相手にとって好ましくない話題を持ち出す際は、「I’m afraid」と前置きしてから伝えると相手の感情を害さずに済む。
なお、日本語なら「すみませんが」とでもなるが、それにつられて「I’m sorry」とは言わないように注意しよう。「I’m sorry」は謝罪の意味合いが強くなるため、自分に落ち度がない場面では頻発するべきでない。
■That’s not how I see it
「That’s not how I see it.」は、相手と意見や見方が異なることを伝えるのに非常に自然な言い方である。まずこう述べて、その後に「The way I see it(私の考えでは)」と前置きし、続けて自分の意見を述べるのが一般的だ。もしくは、意見を述べた後、「That’s the way I see it.」と締める形でもよく用いられる。
- Don’t you think it’s unfair?
- That’s not how I see it. The way I see it, it was fair.
■You can’t be serious
「You can’t be serious!」は、同意できない気持ちを強く表す際によく用いられる言い方だ。相手の意見が自分とまったく異なるために、ショックを受けているというニュアンスが伝わる。そのため、キツく聞こえる時もあるので使う場面には注意したい。フォーマルな場面では、婉曲に「I’m afraid I don’t agree.」と言うのが無難だ。
- I hate all vegetables. Don’t you think they are disgusting?
- You can’t be serious! They are good for you.(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)
からの記事と詳細 ( 英語で相手の意見に同意できないことを伝える、自然な言い方 - 財経新聞 )
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