サファイアは、AMD Radeon RX 6500 XTグラフィックスカードの8GBバージョンを正式に発表した最初のメーカーとなりました。
AMD Radeon RX 6500 XTグラフィックスカードの8GBモデルをAIBとして初めて発売するサファイア社
Sapphireは、同社のTwitterで、デュアルスロットとデュアルファンクーラーを備えたカスタムデザインのPULSEバリエーションで、最新のグラフィックスカードを発表しました。
AMD Radeon RX 6500 XTは、最初に4GB GDDR6で発売されましたが、現在、AIBは8GBも発売する許可を得ています。
You can find the compact SAPPHIRE PULSE AMD Radeon RX 6500 XT with 8GB Memory on-shelf now!
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— SAPPHIRE Technology (@SapphireTech) July 25, 2022
Radeon RX 6500 XTグラフィックスカードに搭載されたAMD Navi 24 GPUは、内部的には「Beige Goby」と呼ばれ、RDNA 2ラインナップの中で最も小さく、シングルSDMAエンジンを搭載しているのが特徴である。
2つのシェーダアレイで合計8WGP、最大16Compute Unitsを搭載する。Radeon RX 6500 XTは、1024コアを備えていますが、RDNA 2ファミリーの中で最もエントリーレベルのGPU SKUではなく、その照合は、Radeon RX 6400が保持しています。
コア数に加え、各シェーダーアレイには128KBのL1キャッシュ、1MBのL2キャッシュ、さらに16MBのInfinity Cache(LLC)が搭載されることになる。
Radeon RX 6500 XTグラフィックスカード用のGPU「AMD Navi 24 RDNA 2」は、64bitバスインターフェイスを搭載する。
メモリクロックは18Gbpsで、総帯域幅は144GB/s、実効帯域幅(Infinity Cache使用時)は232GB/sとなる予定だ。
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公称クロックはGame 2610MHz、Boost 2815MHzだが、SapphireのAIBモデルはGame 2695MHz、Boost 2855MHzと高いクロックで動作している。
これらのクロックは、2685 MHzのゲームと2825 MHzのブーストクロックで来る4 GBのPULSE Radeon RX 6500 XTのバリエーションよりも高いものである。
Sapphire Radeon RX 6500 XT PULSEグラフィックスカードは、現在、8GBと4GBの両方のバリエーションが用意されています。
両モデルともTBPは130Wで、公式のTBPである107Wより23W高い。
価格は未定ですが、RX 6500 XT 4GBモデルが現在200ドルを大きく下回る価格で販売されていることを考えると、8GBモデルは200ドルに近い価格で販売されることになるはずです。
GPU性能については、VRAM増設による大きな差はないと思われるが、クロックアップにより、全体的な性能は若干向上すると思われる。
AMD Radeon RX 6000シリーズ「RDNA 2」グラフィックスカードラインナップ:
ソース:wccftech - Sapphire First To Launch 8 GB AMD Radeon RX 6500 XT Graphics Card
解説:
RX6500XTの8GB版が発売予定
Asrockさんが製品を用意しているようです。
ツイッターでは8GB版はバス幅が128bitと勘違いしている人がいるようですが、インフィニティキャッシュが16MBなので、恐らくは64bitでしょうね。
写真をよく見ると部品がはんだ付けされているのが最初のX4部分にしかなく、後は開いています。
写真からはX4分以降のスロットにパターンが刻まれているのかどうかはっきりしませんが、恐らくはそうでしょう。
このことから残念ながら、RX6500XT8GB版も4GB版の残念な特性を継承しているということになります。
RX5500XTはPCIeX8でメモリも128bitバスだったので、次期RX7500XTがあるならば、ぜひともX8の128bitにしてほしいところです。
ただし、RDNA2以降(恐らくは)インフィニティキャッシュはメモリバス幅ごとの割り当てになっており、128bitバス幅になるとトランジスタ数に跳ね返ってコストが上がります。
そうなると出す意味が無いとAMDは考えていそうです。
RDNA3からはインフィニティキャッシュは64bit毎に32MBとRDNA2の倍になりますから、性能は多少は改善されるものと思われます。
コスト的な問題もあって64bitバスとX4は変更できない可能性が非常に高いです。
RX7500XTが予定されているならば、その広報の際には、きちんと逃げずに128bitバスX8にした時と64bitバスX4にした時のコストの差をPRして、その有用性をアピールしてほしいところです。
RX6500XTはその残念な性能からかなりユーザーから叩かれましたが、きちんと逃げずにコストを最優先した製品であることを堂々とPRできていれば、また違った評価になったかもしれません。
もちろんAMDの公式からの説明は一切なされていませんし、これは私の予測になりますので必ずしもあっているとは限りません。
しかし、そう言うことを考えるとRX6500XTは情報不足が製品の評価を下げてしまった気の毒な製品と言えるかもしれません。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。
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