同記事では,初代PlayStationの互換機能を担当したインタラクションR&D部門 Distinguished Fellowの豊 禎治氏と,PS2の基本レイアウトの設計を担当したハードウェア設計部門メカ設計部 部長の鳳 康宏氏が,当時の出来事や思い出話を語っている。
特に,PS2に搭載された初代PlayStationの互換機能についての話は興味深いものになっている。例えば,開発当時,初代PlayStationの互換機能のために搭載したCPUを,互換性を保つ以外にも機能させる方法はないのか模索していたそうだ。そして,「初代PlayStationのCPUをI/Oプロセッサ(外部からデータや信号を入力したり,外部に出力したりするための回路や装置などのこと)として周辺デバイスの面倒を見るようにしよう。そして初代のゲームを遊ぶときにはメインプロセッサに主従逆転させて初代のCPUを起動させよう」というアイデアがDVDドライブ担当の技術者から生まれ,採用されたという。
また,PS2の時から変わらない開発の心がけについても語られているので,当時PS2に夢中になっていたゲーマーはもちろん,最新のゲーム機の開発について興味がある人はチェックしておくといいかもしれない。
からの記事と詳細 ( PS2発売22周年を記念して,開発者の誕生秘話をPS.Blogにて公開。初代PSの互換機能は想像以上に大変だった - 4Gamer.net )
https://ift.tt/lmd6apP
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment