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Wednesday, October 6, 2021

【プーチンの国より愛を込めて】予算不足で統廃合続く公立病院 広大な国土、住民困難に直面 - ZAKZAK

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【プーチンの国より愛を込めて】予算不足で統廃合続く公立病院 広大な国土、住民困難に直面 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 先月からコロナの感染者数が再び増え始めたロシアでは、ますます多くの人々が医療援助を必要としています。

 しかし、その一方で公立病院は閉鎖や統廃合を続けています。総合病院の数自体はあまり変わっていませんが、国は公的医療予算不足とともに外来患者のケアに焦点を合わせることにしたので、過去30年間で国内の公共医療施設の半分以上が閉鎖され、都市部とそれ以外の地域の医療格差も年々広がっています。

 ロシアでは全ての市民が義務医療保険(OMI)に加入しているので、公立病院は基本的に無料なのですが、予約の取りづらさや順番を待つために長時間並ぶ煩わしさも相まって、残念ながら一般市民からの評判はあまり良くありません。

 それでも、医療に多くのお金をかけられない人や年金生活者にとっては絶対になくてはならない公共医療施設なのですが、ついに私の故郷の町の公立病院も一部の部門を残して閉鎖され、隣町の病院と統廃合することが決定されたと聞きました。

 病院自体の清算は別として、ほとんどの病院スタッフは職を失い、医師たちの何人かは町にいくつかある私立クリニックで新たな仕事を見つけようとするでしょう。

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