女優のレベル・ウィルソンが最近、60ポンド（約27kg）減量したことが大きな話題に。オーストラリアの『The Daily Telegraph』紙の最新インタビューで、41歳の彼女はダイエットした理由について語っている。 【写真】劇的変化！ ダイエットに成功した10人のセレブたち 「理想のサイズや体重になりたいということではないの。自分を愛し、自分の人生を愛すること。私が一番美しいと思うのは、自分のパワーを手に入れた女性なの」 健康とウェルネスにフォーカスしたライフスタイルを心がけているというウィルソン。新たな生活を過ごしていく中でポジティブな面があった一方で、外見ばかりに注目が集まることに不満を抱えていたのだそう。 「2019年に、出演した映画が4本公開されたの。そのうち2本は私がプロデュースして、もう1本の『ジョジョ・ラビット』はアカデミー賞作品賞にノミネートされたわ。なのに、その翌年の方が、減量した以外なにもしていないのに私の記事が多く出たの」 「みんな外見の変化などについてすごく執着している。でも、わかるわ。オプラ・ウィンフリーが摂食障害と闘っていたのは確かで、彼女がそれについて語るエピソードをいつも観ていたから」 『ピッチ・パーフェクト』シリーズでファット・エイミーを演じたウィルソンは、2020年を自ら“健康の1年”と呼んでスタート。ソーシャルメディアで60ポンドの減量を目指すと発表した。 ファンやフォロワーにウォーキングをするメリットなど、ためになるアドバイスをシェアしながら、一緒に自分で健康を手に入れようと励ましていたことも。
ウィルソンがダイエットに成功すると、人々の彼女に対する扱いが変わったという。 「私はどんな体型でも素敵に見えると思いたかった。今までも自信があったけれど、今はもっと自信があるわ」と彼女は2月にコメントしていた。 「おもしろいのは、みんなが私をどう扱うかということ。人は、太っていると必ずしも2度見しない。でも、体型がよくなった今は、私が買った食料品を車まで運んでくれたり、私が通るまでドアを開けておいてくれたりするの」 宣言通り減量したウィルソンだが、セレブの外見に注目が集まることに非難の声を上げた一人でもある。 先週は俳優のジョナ・ヒルが、ファンに肯定的にせよ否定的にせよ、体型についてコメントするのを止めるよう頼んだことが。 また、その前週にはアデルが痩せたことについて「一番残酷なのは、他の女性たちが私のボディについて会話していること。傷ついたわ」と率直に語っていたことも。
世間が体型ばかりに執着していることを別にすれば、彼女が今までよりも自信が持てるようになったのは素晴らしいことだ。 「体重がこんなに減ったのは人生で初めて。それを維持していることを誇りに思っている。ライフスタイル全体のアプローチであり、感情的摂食（ストレスから気を紛らわすために食べること）に対処したからうまくいったわ。完全に治ったわけではないけれど、コントロールすることは学んだし、アイスクリームに手を伸ばすことが解決策ではないこともわかったわ」と『The Daily Telegraph』紙のインタビューを締めくくっている。
Translation: Mitsuko Kanno
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