タリバンの語源には「学生」という意味がある。タリバンの起源は、800人の神学校(マドラサ)の学生が母体となってできた組織である。指導部は宗教教育を受けたイラン系民族のパシュトゥーン人で、行動規範を聖典(コーラン)に求める熱心なイスラム教徒だ。 しかし、タリバンは米軍との戦いにおいてはコーランではなく、毛沢東の著作である『持久戦論』(1938年)を徹底的に研究していたという。 ■ 11年前に報告されたタリバンの戦法 これを突き止めたのが、中国メディアの「南方周末」だ。2010年11月4日、アフガニスタンに潜入した中国人記者の姚憶江氏が、当時のアフガニスタン紛争の詳細を報告している。 姚記者は、「アフガニスタンに駐留する米軍将校は、イスラム教に関する本や同国の歴史に関する本など12冊の本を読むが、この中には毛沢東の『持久戦論』も含まれる」という米軍中尉の証言を引き出した。『持久戦論』を読む理由は、「タリバンもそれを読んでいるから」(CIAエージェント)だという。
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