◆トイレ掃除の方法と頻度は合っている?
排泄の場、ゆえに多少臭くても仕方がないような気がするトイレですが、実はいまどきの水洗トイレであるならば手入れの仕方次第で、ほとんど無臭にすることも不可能ではありません。 においが気になる、あるいはハッキリ臭い。そして目に見える汚れがすでにあるような場合。現状の掃除の方法ないしは掃除頻度を「間違えている」可能性が……。 快適なトイレ環境を実現するには何をどうするべきなのでしょうか? トイレ掃除の正解のヒント、10の法則をご説明します。
◆法則1. トイレのにおい、汚れは「使用頻度に比例」して増す
学校や公共の場のトイレで自明ですが、普通に用を足している限りにおいや汚れはトイレの使用回数、使用頻度に比例し、増えます。 一人暮らしより二人暮らし、四人家族より五人家族の方がトイレ掃除の頻度、深度を増やす必要があるということですし、外出しがちなライフスタイルが在宅傾向に移行したならば、従来の掃除頻度では足りない可能性があるということです。
◆法則2. 家庭のトイレのにおい、汚れは「家族の年齢、性別、体調」によって増減する
加えて、使用者が不特定ではない家庭のトイレの場合は、使用するその家族の属性(年齢や性別)や習慣、体調などによってもにおい、汚れの性格や度合いは変わります。 例えば立って排尿する人がいるか、それが何人いるかによって、床、壁などへの尿の飛び散りの量は異なります。また座って排尿する場合にも、その年齢や性別、座る位置などによって、便座裏などへの尿のはね汚れの様子が変わります。 お腹がゆるい人がいれば便によるはね汚れも増えます。使用者のコンディションに見合った掃除法をとる必要があります。
◆法則3. 便器に「尿石」があるのは掃除が足りていないしるし
トイレの便器には「尿石」と呼ばれる固形汚れが付着するといわれます。これを落とすために塩酸やクエン酸などの酸を使うと良いというのは確かに理には適っているのですが、近年の家庭の洋式便器で目に見える尿石が発生してしまうような場合、そもそもの掃除頻度や方法に何か不足がある可能性があります。 尿石は、排泄した尿に何かしらの細菌が付着し代謝して出す酵素が、尿の尿素を分解してアンモニアを発生させることによってpHがアルカリ性になるために、尿の中のカルシウムイオンが難溶性のカルシウム化合物に変化することで生じます。 そして固まった尿石そのものがまた細菌の温床となって酵素を出し、アンモニアを発生させ……と悪循環します。このアンモニアがいわゆる「おしっこ臭さ」の主原因ですので、つまりは排泄した尿で細菌が代謝しだす以前に、掃除して始末ができればいいのです。
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