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Tuesday, March 16, 2021

Google、第2世代「Nest Hub」、Soliレーダーを使った睡眠記録、サウンド強化 - マイナビニュース

米Googleは3月16日(現地時間)、スマートディスプレイ「Nest Hub」の第2世代モデルを発表した。オーディオ性能が強化され、モーションセンス(Motion Sense)を用いた睡眠トラッキング・分析機能を備える。価格は99.99USドル。16日から米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、オーストラリアなどで予約販売が始まった。

Nest Hubは、7インチ(1024×600)のタッチスクリーンを装備する。10インチの「Nest Hub Max」がビデオ通話やビデオメッセージを使用できるフロントカメラを備えるのに対して、Nest Hubは子ども部屋や寝室といったよりプライバシーが求められる部屋に安心して置けるようにカメラ非搭載となっている。

第2世代モデルはオーディオシステムに「Nest Audio」と同じオーディオ技術を採用、初代よりも低音が50%向上し、豊かなサウンドでより広い範囲を満たせるようになった。

モーションセンスは、ミリ波レーダー「Soli」を用いて近くのものの動きを認識する。GoogleのAndroidスマートフォン「Pixel 4」に採用され、顔認識や「クイックジェスチャー(Quick Gestures)」というジェスチャー操作を可能にした。

第2世代Nest Hubは、モーションセンスによるクイックジェスチャーに対応、ディスプレイに向かってタップするような手のジェスチャーで、画面にタッチすることなくビデオや音楽などの一時停止と再生の操作を行える。

さらにモーションセンス、マイク、環境光センサー、温度センサーなどで睡眠機能「Sleep Sensing」を実現した。Nest Hubの近くにいる人の身体の動きや呼吸の音から睡眠を認識。カメラを搭載したコネクテッドデバイスを寝室に置いたり、ウェアラブルデバイスを装着することなく、睡眠をモニタリングできる。睡眠中のせきやいびきを認識。室内の明るさや温度の変化の影響も分析し、睡眠の改善を支援する。起床時にその日の睡眠のまとめが届き、Nest Hubで睡眠データを確認できるほか、「Google Fit」と連携する。Sleep Sensingは、来年まで無料のプレビューとして提供するとのこと。

CPUは、1.9GHz(クアッドコア)。専用の機械学習チップを搭載し、データセンターが担っていたGoogleアシスタントの処理の一部がオンデバイスで実行されるようになり、一般的なコマンドに対するレスポンスが時間とともに向上する(米国のみ)。

7インチ(1024×600)タッチディスプレイ、フルレンジ・スピーカー、Far-fieldマイクを装備。ワイヤレスは、Wi-Fi(802.11b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、802.15.4 (2.4 GHz) Thread(無線メッシュネットワーク規格)。Connected Home over IPワーキンググループの接続規格に対応する設計になっている。本体サイズは120.4×177.4×69.5ミリ、重さは558グラム。カラーはチョーク、チャコール、サンド、ミストの4色。

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