公共彫刻に憎悪を向けて引き倒したり、服やマスクを着けさせたりする時、人々が像の中に人格を見る感覚はどこから来るのか。京都市の京都芸術センター(075・213・1000)で開催中の個展「未然のライシテ、どげざの目線」で、美術家・黒田大スケは、彫刻が「霊性」を帯びる不気味さを考察する。
明治以降、西洋から入ってきた彫刻の概念と技術は、侵略行為を通して東アジア各地に広がったと黒田は指摘。そのネガティブな背景が日本の近代彫刻史であまり語られない構図を、地獄になぞらえる。
ビデオインスタレーション「地…
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からの記事と詳細 ( 彫刻が帯びる霊性の不気味 「土下座像」の本当の意味は - 朝日新聞デジタル )
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