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Monday, December 7, 2020

「馬が食わないような芝の上で野球が出来るか」の名言を吐いた強打のディック・アレン氏が死去 - スポーツ報知

 フィリーズやホワイトソックスなどで活躍したディック・アレン氏が7日(日本時間同日深夜)、米ペンシルベニア州ワムポムの自宅で亡くなったことを、家族がツイッターで発表した。78歳だった。

 1964年のフィリーズで新人王に輝き、72年ホワイトソックスでは本塁打と打点の二冠王となってア・リーグのMVPに選出された。15年間のメジャー生活で打率3割を6度記録するなど通算打率2割9分2厘、通算351本塁打を記録。今年9月には、背番号15がフィリーズの永久欠番となった。

 1966年開場2年目のアストロドームが人工芝を敷いた際に「馬が食わないような芝で野球が出来るか」のコメントは有名だ。

 野球殿堂には入っていないもののOPSで通算4度リーグトップになるなど成績は高い評価を受けている。 今年もしコロナ禍で特別表彰委員会での投票があった場合には、候補者に入っていたと米メディアは伝えている。

 フィリーズは「私たちの親愛なる友人であり同僚であるディック・アレンの今日の死に心を痛めています。ディックは、フランチャイズの歴史の中で最も偉大で最も人気のあるプレーヤーの1人としてだけでなく、勇敢な戦士としても記憶されます。フィリーズは、ディックの未亡人、ウィラ、彼の家族、友人らに哀悼の意を表します」との声明文を発表した。

 なお、今年は野球殿堂入りしている6人の方々が亡くなるなどメジャーでの物故者が多い。

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