10月9日、阪神タイガースの揚塩健治球団社長(60)の“電撃辞任”が発表され、球界に衝撃が走った――。 【写真】この記事の写真を見る(4枚) ◆◆◆ 阪神番記者が解説する。 「9月末に球団の内規に違反した外食で選手・スタッフ9人が新型コロナに感染。3月に藤浪晋太郎投手ら3選手が会食で感染した際には、揚塩社長自ら謝罪して再発防止を誓っていたこともあり、今回、引責辞任という決断を下したのです」 阪神の球団社長は経営母体である阪神電鉄の“サラリーマン”。2006年の阪急HDとの経営統合後も阪神電鉄出身者が就任し、揚塩社長も同様だった。 「甲子園の球場長を経て真弓明信監督時代にフロントを担当し、2017年に球団社長に就任。生真面目な性格で、取材に対しても『ご容赦ください』と多くは語りません」(同前) 18年秋には当時監督だった金本知憲に引導を渡し、矢野燿大二軍監督に新監督の就任要請を行っている。 「飛行機の中で矢野の著書を読み込んで二軍キャンプ地の宮崎へ乗り込み、宿舎で説得した。19年には鳥谷敬に『ユニホームを脱いでください』と伝えている。これらは同じ大阪府立大卒の藤原崇起オーナーの意向を忠実に実行したもので、まさに“サラリーマンの鑑”といえます」(同前)
矢野監督の責任を問う声
今回の辞任劇の引き金を引いたのは、阪急阪神HDの角和夫会長の一言だ。 「阪急は球団運営に関与していなかったが、今回、阪急出身の角会長が夕刊フジの直撃取材に『けじめが必要だ』と初めて球団について言及。すぐさま社内での忖度が働き、揚塩氏が“トカゲの尻尾切り”の形で事実上の解任となった。今後、阪急側の発言権が増す可能性がある」(球団関係者) 一方、選手の起こした不祥事ということで、矢野監督の責任を問う声も上がる。 「揚塩社長は自分が連れてきた矢野監督を守りましたが、そもそも選手が緩んでいるのは監督がナメられているからです。さらに監督自身も8月の広島遠征時に、球団の内規違反となる5人以上の会食をしていたことが明らかになった。藤原オーナーは来季も続投させる意向ですが、阪急阪神HD幹部の間では『矢野おろし』の声が大きくなりつつあります」(同前) だが“本当の戦犯”は他にもいるようだ。サラリーマンとして球団経営にあたる苦闘を描いた清武英利氏の著書『サラリーマン球団社長』の主役の一人で、01年から4年間、阪神の球団社長を務めた野崎勝義氏はこう指摘する。 「NPBの実行委員会にも出席し、コロナ対応にも当たっていた谷本修球団本部長が、チームをきちんと指導しなければいけなかった。社長というのは球団本部長を通じて球団をコントロールしているわけで、揚塩社長の辞任は本来であればおかしな話です。球団本部長がチームに危機意識を周知徹底させる努力が足りていないから、同じことが何回も起こるのであって、“現場丸投げ”という阪神の体質が表れたのだと思います」 ではなぜ、谷本本部長のクビが飛ばなかったのか。
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October 31, 2020 at 07:29PM
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阪神「矢野監督の責任を問う声」と元球団社長が名指しする「本当の戦犯」(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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