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Tuesday, September 29, 2020

初対決、非難合戦 トランプ、バイデン氏がテレビ討論―米大統領選 - 時事通信ニュース

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2020年09月30日12時04分

29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で論戦を交わす共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(EPA時事)

29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で論戦を交わす共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(EPA時事)

  • 29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で発言する共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月3日の米大統領選を控え、共和党候補トランプ大統領(74)と民主党候補バイデン前副大統領(77)による初のテレビ討論会が29日夜(日本時間30日午前)、オハイオ州クリーブランドで開かれた。新型コロナウイルス対応などをめぐり激しい応酬を繰り広げ、双方が互いの発言中に非難し合うなど混沌(こんとん)とした展開になった。

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 討論会は午後9時(日本時間午前10時)から約90分開催。新型コロナをめぐり、バイデン氏はトランプ氏が2月にウイルスの深刻さを知りながら国民に知らせなかったと指摘。「あなた(国民)がパニックに陥るからではない。彼がパニックだった」と、トランプ氏の対応を非難した。
 トランプ氏は自身でなければ「数百万人が死んでいた」とコロナ対応を正当化。ワクチンについて「すぐにできる」との見通しを強調した。
 一方、バイデン氏は黒人差別問題で、トランプ氏が差別的憎悪をあおり、国民を分断したと非難した。トランプ氏は「国民は法と秩序を求めている」と反論した。
 トランプ氏が2016年と17年に所得税を750ドル(約7万9000円)しか払わなかったと報道されたことについて、トランプ氏は「数百万ドルを払っている」と主張したが根拠は示さなかった。討論に先立ち、自身の昨年の納税額を公表したバイデン氏はトランプ氏に「納税報告書を公表すべきだ」と要求した。
 連邦最高裁判事の人事をめぐっては、トランプ氏が「(任命の)権利がある」と述べ、早期承認に意欲を表明。バイデン氏は選挙後まで待つべきだと訴えた。

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