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Sunday, July 12, 2020

メルカリが鹿島アントラーズのオーナーになった本当の理由。小泉文明のサッカービジネス論(GOETHE) - Yahoo!ニュース

Jリーグが再開。コロナ禍によるサッカーの試合が延期される期間に、すべてのチームの中で圧倒的な存在感を示したのが鹿島アントラーズだ。率いるのは前メルカリ社長(現メルカリ会長)の小泉文明。新しいアントラーズの社長が見据える、アフターコロナの時代のチームの未来、スポーツビジネスのあり方とは?

顧客の拡大、ブランドの向上、ビジネス機会の創出

2019年7月30日、株式会社鹿島アントラーズから1つのプレスリリースが発表された。それまで日本製鉄株式会社が保有していた72.5%のうち、61.6%を株式会社メルカリが譲り受ける株式譲渡の締結が行われ、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の理事会において承認された、という内容だった。 同日17時30分、JFAハウス4階に設けられた会見場で、メルカリの取締役社長兼COOとして壇上にのぼった小泉文明は「鹿島アントラーズという日本を代表するクラブの経営をサポートできることについて、会社一同、非常にワクワクしております」と、少し早口でコメントした。 鹿島アントラーズ側からすれば、親会社が変わるこの株式譲渡は、激変が続くフットボールの世界で生き残っていくために必要な変化だった。もともとアントラーズは、住友金属にとって重要なプラントである鹿島製鉄所に配属された社員の意欲向上という目的も帯びて発足したクラブである。しかし、時代は移り変わる。住友金属は新日本製鐵と合併、新日鐵住金と生まれ変わり、’19年4月からは社名を日本製鉄と改めていた。 それと同時に、住友金属のなかでは重要な役割を帯びていたアントラーズも、巨大な日本製鉄グループの子会社の一つという位置付けに変わる。時を同じくして、Jリーグはそれまでの共存共栄から競争へと方針を転換。今後のサッカー界でアントラーズが生き残るためには日本製鉄としても、新たな事業展開をはかることが期待できるパートナーを探す必要性を感じ、本拠地をカシマスタジアムから動かさないことなどの条件面に合う会社を探すなかで、メルカリに白羽の矢が立ったのである。 実際、メルカリが加わったことでアントラーズの経営スピードは劇的に速くなり、実現できずにいたアイデアも次々と日の目を見るようになった。メルカリが持つ技術力の恩恵は、今後も大きな変化をもたらすだろう。 しかし、株式を得たメルカリ側にはどんなメリットがあるのか、株式譲渡の記者会見のときから一貫して、小泉は3つの狙いを説明してきた。それは顧客の拡大、ブランドの向上、ビジネス機会の創出の3つである。

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July 12, 2020 at 04:02PM
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