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Tuesday, May 5, 2020

中田英寿が叫んだ「よっしゃああ!」。“あのユベントス戦”の本当の価値。(Number Web) - Yahoo!ニュース

トッティを下げ、中田英寿を投入。

 0-2のまま時間が過ぎていく。指揮官ファビオ・カペッロは60分、2枚目の交代カードを切る。チームのシンボルであるフランチェスコ・トッティを下げ、中田英寿を投入した。

 クラブの生え抜きで主将の腕章を巻くトッティは、紛れもなくアンタッチャブルな存在だった。ここまで消化してきたリーグ戦で彼が途中交代したのは、リードを奪っているか同点で推移している局面に限られていた。

 2点を追いかける展開で、それも首位決戦で背番号10をベンチに下げるのは、カペッロにとって大きなリスクを背負うものと言っていい。選手交代が奏功しなければ、「なぜトッティを下げた」という批判が全身に突き刺さる。

 もっとも、この試合の直前にあるルールが撤廃されなかったら、カペッロはトッティを最後まで起用したかもしれない。

ユーベ戦直前に変わったルール。

 当時のセリエAはEU外選手のベンチ入りは3人までとなっており、ローマではアルゼンチン代表のFWガブリエル・バティストゥータとDFワルテル・サムエル、ブラジル代表のDFカフーとMFマルコス・アスンソン、それに中田がいわゆる外国人ワクの対象となっていた。

 フィオレンティーナから引き抜いたバティストゥータは絶対的な得点源で、サムエルとカフーは最終ラインに欠かせない。24歳の日本人MFは、難しい立場にあった。

 ところが、ユベントス対ローマ戦を前にして、EU外選手の登録制限が突如して撤廃されたのである。“ジョーカー“として期待できる中田を、カペッロはユベントス戦に招集できるようになったのだった。

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