カルン報道官は、クリミア・タタール人追放の76年周年目によせてメッセージを発信し、1944年5月18日にクリミア半島で暮らしていたクリミア・タタール人が、ソビエト連邦により、家から、祖国から引き離され、様々な国の強制労働収容所に送り込まれ、移動中の途上で、また収容所の非人道的な条件下で老人、子ども、女性が死亡していったと強調した。
現代の最大の悲劇の一つであるクリミア・タタール人追放は歴史の汚点であると述べたカルン報道官は、76年が過ぎた今も、クリミア・タタール人の奪われた権利は返されておらず、苦悩は止まっていないと語気を強めた。
カルン報道官は、
「クリミアの違法な併合は、新たな苦悩を引き起こした。トルコは、あらゆる困難に対し、アイデンティティ、宗教、文化を守ってきたクリミア・タタール人を支え続ける。追放の悲劇の中で亡くなった親愛なる同胞たちに神の慈悲があるよう祈り、その記憶を敬意とともに振り返る。トルコ共和国として、クリミア・タタール人の権利と利益が保証されるよう、あらゆる場で決然と尽力し続ける」と語った。
（2020年5月18日）
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May 18, 2020 at 09:41AM
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