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Thursday, March 5, 2020

高木美帆 世界スプリント初制覇 本当の価値(FNN.jpプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

そもそも高木と小平は戦いの場が違う

世界スプリントで高木美帆(25)が初優勝した。連覇を狙う小平奈緒(33)を抑えての優勝。「ついに高木が小平を超えた」。その点で、確かに大きなニュースである。ただ、小平との勝負のほかにも、非常に大きな価値があることを伝えたい。

【画像】世界スプリント初制覇

今回高木が優勝した「世界選手権・スプリント部門」は短距離の世界一を決める大会で、今季で51回目にあたる。日本の優勝者は史上2人だけ。ディフェンディングチャンピオンの小平奈緒(通算2回)と黒岩彰(同2回)。高木は今回そこに名を連ねた。

スピードスケートの世界選手権は、3種類ある。そのうちの2つ「世界スプリント選手権」と「世界オールラウンド選手権」(後述)が、今季一大会に統合されて行われた。
「世界選手権・スプリント部門」はこれまでの「世界スプリント選手権」にあたる。短距離種目である500mと1000mを2回ずつ滑り、2日間で合計4レースのタイム換算ポイントで優勝を争う。一方「世界選手権・オールラウンド部門」はこれまでの「世界オールラウンド選手権」にあたり、こちらも合計4レースで争うが、500m、1500m、3000m、5000m(男子は500m、1500m、5000m、10000m)と、中長距離を含む4距離となる。

一般に、ワールドクラスのスピードスケート選手は、強化の過程で「短距離」と「中長距離」のグループに分かれ、おおかた世界スプリント選手権と世界オールラウンド選手権のいずれかで世界の頂点を狙う形になる。500mや1000mなど短距離で世界記録を出した小平の主戦場は明らかに前者である。
一方高木は典型的な短距離型の選手とは言い難い。必ずしも明確に線引きできるわけではないが、高木は、どちらかと言えば中長距離型のカテゴリーの一人として強化・活躍してきた選手である。その最大の成果が、2季前の世界オールラウンド選手権総合優勝である。
つまり、高木と小平は、元々戦いの場が違うのである。

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