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Wednesday, February 19, 2020

ベン・アフレック、バットマンを降板した本当の理由を明かす - IGN JAPAN

ベン・アフレックはThe New York Timesの新たなインタビューで、もともと自身が監督・執筆するはずだった『The Batman(原題)』から降板した理由を明かした。トラブル続きだった『ジャスティス・リーグ』の制作と繋がりがあるという。

「『The Batman』の脚本をある人に見せたんです。すると『脚本は良いと思うけど、もう一度(『ジャスティス・リーグ』のときと)同じ体験をしたら、君は死ぬまで酒を飲み続けると思うよ』と忠告されたんです」とアフレックは説明している。一見軽薄な発言に思えるかもしれないが、アフレックはこれまでも自身のアルコール中毒症について率直に語っており、過去にリハビリ施設で治療を受けたこともある。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でのアフレックの演技はおおむね好意的に受け止められたが、映画全体の評価は悲惨なものだった。宣伝中、映画へのネガティブな反応をどう思うか聞かれたアフレックがしょげた顔をしている映像は、「Sad Affleck(悲しいアフレック)」というミームを生み、ネットで拡散された。

アフレック版バットマンの苦難はその後も続き、続編の『ジャスティス・リーグ』は何度もリライトされ、大幅な撮り直しが行われた。ザック・スナイダー監督が家族の事情で降板すると『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督が起用されるなど、制作は困難を極めた。アフレックは同作での体験が、バットマン役を降板し、単独映画の脚本・監督からも降りることに繋がったと話している。

今回のニュースは、過去のアフレックの発言とは異なる印象を与える。アフレックは以前IGNのインタビューに対し、『The Batman』を降板した理由は、脚本に満足していなかったからだと話していた。「脚本には取り掛かっていました。どうアプローチするかを考えていたんですが、実際に作ろうと思えるほど満足していませんでした。本当に良いと思えるものじゃないと作りたくありませんからね」とアフレックは2019年5月のインタビューで話している。

アフレックが降板した後、マット・リーヴスが『The Batman』の監督に採用され、新しい脚本を執筆した。リーブスは最近、ロバート・パティンソン演じるバットマンのビジュアルを初公開している。『The Batman』にはそのほか、ゾーイ・クラヴィッツがキャットウーマン/セリーナ・カイル役、ジェフリー・ライトがジェームズ・ゴードン刑事役、ポール・ダノがリドラー/エドワード・ナッシュ役、アンディ・サーキスがアルフレッド・ペニーワース、ジョン・タトゥーロがカーマイン・ファルコーネ役として起用されている。

『The Batman』は2021年6月25日に全米公開予定。

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February 18, 2020 at 10:16PM
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