「難民も日本も、皆でたくましく」をパーパスに掲げ、日本社会全体で多様な包摂の拡充を目指す中間支援組織「一般社団法人Welcome Japan」では、2024年7月22日(月)から29日(月)に、山形県米沢市で開催される、日本国内に住むミャンマー、アフガニスタン、シリア、ウクライナなどの難民および避難民背景をもつ子どもたちを米沢市に招待し、地域の人々とともにお祭りを作り上げるイベント「国際祭フェスティバル in 米沢」に、今年も後援する運びとなりました。
同フェスティバルは、一般社団法人MIEF(代表:津田和男)が主催するもので、昨年に引き続き2回目の開催となります。
2024年7月22日(月)〜29日(月)の一週間にわたり、子どもたちが米沢市内の小学校跡地に滞在し、自身の「探究と表現」を深めるための様々なワークショップを実施します。
過去・現在・未来の「時間」を軸として、過去から始まり現在を見つめ、最終的に未来に夢や希望を持ってもらうことを目指すとともに、自分の思いを力強く発信する一歩を後押しします。
本フェスティバルでは、地元米沢の方々をはじめ、同学校跡地で一ヶ月間滞在する「国際キャンプ」(NPO法人MLC JAPAN主催)参加者、アートを通じた難民の社会包摂を世界各地で展開するNPO団体などとも連携し、さまざまなコラボレーションを展開します。
一般公開イベントとして、25日(木)に米沢市内のお寺および地域づくり拠点にて国際ファッションショーを、27日(土)には小学校跡地に隣接するコミュニティセンターにて「どんどこ!巨大紙相撲大会 米沢場所」を開催します。
米沢市の方々にも広く参加していただき、「表現」の力で地域を盛り上げるとともに、多様な背景を持つ人々がともに「探究」する仲間として未来にわたって共生していく基盤を築き上げます。
本プロジェクトは2023年3月に閉校した旧米沢市立三沢東部小学校の跡地を「学びと遊びがつながる拠点」として地域活性や国際探究の拠点へと発展させることを目指す一般社団法人米沢みさわ小学校ならびに米沢市内の関係者との連携の中で意欲的に取り組みを進めるものです。
皆様のご来場をお待ちしております。
2つの一般公開イベントのご紹介
国際ファッションショー・パフォーマンスショー
■日時:2024年7月25日(木)17:00〜20:00
■会場:昌傅庵駐車場特設ステージ
(〒992-0037 山形県米沢市本町3丁目1−39)
http://www3.omn.ne.jp/~imanari/
■協力:マチスタヂオ(株式会社アジリノ)
(992-0037 山形県米沢市本町2丁目1−12)
■概要
開催場所となる曹洞宗の寺院「昌傳庵」、地域まちづくり拠点「マチスタヂオ」、「東光」を擁する酒蔵「小嶋総本店」、東町町内会を母体とする「東町プラットフォーム」、キッチンカー「THE CÖSA」などの協力のもと、地域の人々とともに互いの「表現」を発揮できるようなステージ形式のファッションショーやパフォーマンスショーなどを実施します。
■当日のタイムライン
17:00-17:30 開会挨拶
17:30-18:30 国際ファッションショー
18:30-19:30 パフォーマンスショー
19:30-19:45 アワード(表彰式)
19:45-20:00 花笠音頭ダンスパーティ
どんどこ!巨大紙相撲大会 米沢場所
■日時:2024年7月27日(土)13:30〜17:00
■会場:米沢市三沢コミュニティセンター
(〒992-0077 米沢市簗沢1776-1)
http://yonezawanet.jp/misawa-com/
■概要
難民や避難民の背景をもつ子ども達、地元米沢の子ども達、国際キャンプ参加者が混成チームを編成し、身長180センチの巨大ダンボール力士を制作します。午前中に制作ワークショップを実施後、午後には制作した力士たち同士を巨大な土俵の上で戦わせ、優勝を目指すトーナメント戦を行います。本イベントの中では、米沢市内の相撲教室の方々による「みんなで一緒に四股ふんでみよう! 四股ふみ体験!!」、さらには、アートを通じた難民包摂活動を世界各地で展開するNPO団体Artolution・ウガンダチームとのコラボレーションによる相撲大会の背景となる「書割」の共同制作などで、会場を盛り上げます。大会終了後には、ウガンダとzoomを繋いで共に歌を歌い、優勝力士を囲んでのセレモニーを行います。
■当日のタイムライン
9:00-12:00 力士作りワークショップ(要申し込み)
13:30-16:00 本場所《大会》千秋楽(観覧無料・申し込み不要)
16:00-17:00 アート団体Artolutionのウガンダチームとzoomを繋ぎ、優勝力士を囲んでのセレモニー
主催者について
■主催:一般社団法人MIEF
■共催:NPO法人MLC JAPAN、一般社団法人米沢みさわ小学校
■後援:一般社団法人Welcome Japan
■協力:Artolution、一般社団法人米沢観光コンベンション協会、株式会社アジリノ、株式会社小嶋総本店、株式会社ニューメディア、株式会社Eukarya、KOSUGE1-16、昌傅庵、東町プラットフォーム、米沢相撲協会、米沢市三沢コミュニティセンター(五十音順)
■ MIEF (Movement for International Education Field)の活動について
一般社団法人MIEFは、“Inquiry and Expression”、“Community for Action”、“Coexistence with Refugees”の3つを軸に活動しています。子どもから大人まであらゆる年齢層を対象とした「探究と表現」ワークショップを全国各地で開催するほか、高校生をニューヨークに派遣しての探究プロジェクトなど、「探究と表現」を中心にしたムーブメント形成のため幅広く活動しています。
とりわけ日本の地方部において、文化継承や社会教育の先行的事例開発などといったポテンシャルを見出すとともに、移民・難民への日本語教育という観点から新たに探究学習を捉え直し、未来を作っていく子供たちと、地域を支える大人たちがともに議論し行動する新たな教育フィールドを創設することをめざしています。
ホームページ:https://movement-ief.net
■ Welcome Japanについて
一般社団法人 Welcome Japanは、「難民も日本も、みんなでたくましく」をパーパスに掲げ2021年11月に設立した、「難民包摂による日本社会の多様化」と「難民自身のWell-being」の実現のため、日本社会全体で多様な包摂の拡充を目指す中間支援組織です。
難民問題が深刻化の一途を辿り社会全体による包摂が求められている中、日本の難民包摂に向けたマルチセクター連携を加速させるべく、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ともコミュニケーションを取りながら多岐に渡る分科会を組成し重要アジェンダに関する対話を重ねています。また、分科会での検討過程や調査資料を社会発信にも繋げ、多様な社会変容に向けた求心力・遠心力を生みだしていきます。
ホームページ:https://welcomejpn.org/
※本プレスリリースは、株式会社PR TIMESの「非営利団体サポートプロジェクト」の協力の下、配信しています。
からの記事と詳細 ( 難民も日本も、皆でたくましく。Welcome Japan、難民と地域住民が共に創る「国際祭フェスティバル2024 in 米沢」(2024年7月22日‐27日)に、今年も後援 - PR TIMES )
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