【ワシントン=冨山優介】米ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」は6日夜(日本時間7日午前)、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられる。初の有人飛行試験で米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人が搭乗する。国際宇宙ステーション(ISS)に接続後、地球帰還まで成功すれば、飛行士を定期輸送する宇宙船として本格的な運用を始める。
ISSへ飛行士を輸送する米国の宇宙船は現在、米スペースXの「クルードラゴン」しかない。NASAはこれまで、クルードラゴンとスターライナー両方の開発を支援。2種類の宇宙船を運用することで、片方が事故などで使えなくなっても、もう片方を利用して飛行士を継続的に送れる体制を目指してきた。
今回搭乗する飛行士はバリー・ウィルモア氏(61)とサニータ・ウィリアムズ氏(58)。打ち上げ後、約1日かけてISSへ向かい、およそ1週間滞在した後、再びスターライナーに乗って地球へ帰還する。
1日に開かれた記者会見で、ウィリアムズ氏は「我々は長い時間をかけて宇宙船を開発し、理解を深めてきた。搭乗に向けて気持ちが高まっている」と話した。
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