米Microsoftは10日(現地時間)、Windows 11および10向けに月次アップデートを配信開始した。Windows 11向けはKB5013943で、Windows 10向けはKB5013942となっている。両方ともにセキュリティを強化しているが、Windows 11向けは修正も含まれる。
具体的には、4月25日に配信開始したKB5012643プレビューでの改善に加え、セーフモードでデバイスを起動すると画面がちらついてしまい、ファイルエクスプローラー、スタートメニュー、タスクバーなどexplorer.exeに依存するコンポーネントが不安定に見える問題に対処している。
ただし、.NET Framework 3.5アプリの一部が起動しない問題、特定のGPUを搭載したWindowsデバイスでアプリが予期せず終了したり、Direct3D 9を使用する一部アプリに断続的に問題が発生したりしており、Microsoftは解決策を提示中。
また、2022年1月11日以降にリリースされたWindows Updateを適用すると、コントロールパネルのバックアップと復元を使って作成されたリカバリディスク(CD/DVD)から起動できない問題が確認できており、こちらは修正に向けて準備中。
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