
◆東京五輪 ▽サッカー女子1次リーグ第1戦 日本1―1カナダ(21日、札幌ドーム) なでしこジャパンは、21日の東京五輪1次リーグ初戦でカナダに1―1で引き分けた。スポーツ報知では、元なでしこジャパンFWでタレントの丸山桂里奈(38)が、独自の視点で試合を分析する「丸ゴトなでしこ」を随時掲載。カナダ戦では、同点弾を決めたFW岩渕真奈(28)=アーセナル=を「本当のエースになった」と絶賛。五輪初戦で地に足がついていなかったプレーの硬さを課題に挙げ、史上初の金メダルを狙う高倉ジャパンにエールを送った。 いよいよ始まりました! 自宅で本並(健治)さん(夫で元日本代表GK)と日本代表のシャツを着て、勝利に向けてたくさん念を送りました。高倉(麻子)監督も髪を切って気合が入っていたし、試合前に熊谷(紗希)から「大暴れしてくるね」とメールが来て、みんな戦闘モード全開でした。 初戦の硬さがありましたね。序盤に菅沢(優衣香)が何げないスローインをトラップミス。普通のことを普通にできない、地に足がついてない感じがあった。私も04年アテネ五輪で独特な雰囲気で君が代を聴いて、緊張で体が動かなかった。五輪には魔物がいる。03年のW杯もカナダのシンクレアに得点されて1次リーグで負けたけど、またやられた。 田中(美南)がPKを決められず、黒星スタートかな…と思っていた後半39分に(岩渕)真奈がやってくれました。右サイドでボールを持った味方が顔を上げた瞬間に動き出して、最後のシュートの決定力もさすが。本当のエースになったんだと思った。守備は熊谷、攻撃は自分が引っ張るんだという気持ちを感じた。10代の頃から近くで見てるけど、すごくたくましくなった。 例えば、遠藤(純)は裏に抜ける時に相手と並走するけど、真奈はコースに体を入れて一歩前へ入るから相手が3枚いても抜け出せる。自分の形に持っていけて、イメージ通りのゴールだった。11年のドイツW杯(優勝)、12年のロンドン五輪(銀メダル)でも真奈とサブで一緒にいる時、「短い時間でも自分らしいプレーを出そう」といつも話してた。私もバラエティー番組に出る時に意識しているけど、自分らしくやることが結果につながると思う。 次は24日の英国戦。ミスを減らすこと、相手が強くなれば個人で打開できる力が大事。守備は熊谷がいて安定しているから、思い切り攻め切るときは攻めるメリハリをつけるべき。私もそうでしたけど、途中出場の選手の活躍もカギですね。母国の応援を力にして、目標の金メダルへ一戦一戦、突き進んでほしいです。(元なでしこジャパンFW丸山桂里奈)
報知新聞社
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