今後、ディズニープラスで配信が予定されている「スター・ウォーズ」の新作はなんと10本! 旧三部作からあのキャラクターが復活したり、話題の『マンダロリアン』から新たなスピンオフが登場したりと、各作品の見どころを紹介します。(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
実写シリーズの新作ドラマ続々
旧三部作と密接にリンク!
「スター・ウォーズ」の快進撃が止まらない。なんと新作が10作品も発表になった。しかも実写シリーズはすべて、大好評の『マンダロリアン』同様、旧三部作と密接にリンク。おなじみのキャラクターが活躍して、最初の『スター・ウォーズ エピソード4 /新たなる希望』(以下『EP4』)と同じワクワク感をたっぷり味わわせてくれそうだ。
まず、旧三部作の人気キャラを描く作品が2作。『スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ(原題)』には新三部作でこの役を演じたユアン・マクレガーが主演。同三部作でアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダーとなって出演する。
また、旧三部作のハン・ソロの悪友ランド・カルリジアンを描く『ランド(原題)』は、Netflixドラマ『親愛なる白人様』のジャスティン・シミエンが監督。出演者は未発表だが、ユニークなコメディになりそうだ。そして旧三部作のすぐ前が舞台のシリーズが2作。
『スター・ウォーズ:アンドー(原題)』は、『EP4』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の反乱軍将校キャシアン・アンドーが主人公。
そして、『アコライト(原題)』のタイトルはカトリックの"侍祭"や"従者"という意味。時代は銀河共和国の末期、つまりこちらも『EP4』直前。銀河のダークサイドの秘密に迫るサスペンスとのことで、シリーズ中の異色作になりそう。
Netflixドラマ『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の女流監督レスリー・ヘッドランドが手がける。
『マンダロリアン』からの新作やアニメーションなど話題満載!
さらに大好評の『マンダロリアン』の登場キャラクターを描く作品が3作。すべて『マンダロリアン』と同じ、ジョン・ファヴローとデイブ・フィローニが製作総指揮を担当、時代背景も『マンダロリアン』と同じだ。
まず、『スター・ウォーズ:アソーカ(原題)』はアニメーション『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』で描かれたアナキンの弟子、アソーカ・タノが主人公。『マンダロリアン』シーズン2でロザリオ・ドーソンが演じたアソーカの冒険が描かれる。
また、『スター・ウォーズ:レンジャーズ・オブ・ザ・ニュー・リパブリック(原題)』はこの時代の新共和国の兵士たちの活躍を描くもの。そして『マンダロリアン』シーズン2最終話のエンドクレジットの後、サプライズ発表されたのが『ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット(原題)』。『マンダロリアン』で大活躍したボバ・フェットと相棒フェネックのその後の冒険が語られる。
実写に加えて、アニメーションも新作が3作。『スター・ウォーズ:バッド・バッチ(原題)』は『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』に登場したエリート兵士部隊、通称バッド・バッチ(不良分隊)を描くシリーズ。
そして新たな「スター・ウォーズ」の世界が描かれそうな作品が2作。まず、日本のアニメクリエイターたちによるオリジナル短編シリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ(原題)』。また、本家シリーズ全作に関わってきたR2-D2とC-3POが案内役を務めるのが『ドロイド・ストーリー(原題)』。
「スター・ウォーズ」の全歴史を体験してきたこの2キャラが、今度はいったいどんな壮大な物語を見せてくれるのか。今後も「スター・ウォーズ」の大宇宙はますます広がっていく!
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