森七菜(19)の事務所移籍問題が静かに波紋を広げている。これまで所属していた「アーブル」から「ソニー・ミュージックアーティスツ」(以下、SMA)への移籍を進めていることが15日に明らかになった。これによってにわかに注目を集めているのが二階堂ふみ(26)だ。二階堂はSMAの看板女優であり、ヒロインを務めた昨年のNHK朝の連続テレビ小説「エール」で森の姉役を演じた。
「エール」の収録に参加した関係者によれば、二階堂は初めての朝ドラの現場に緊張気味だった森に「今日はセリフが多いけど大丈夫だよ、頑張ろうね!」などと積極的に声を掛けて励ましてあげたという。まるで本物の姉妹みたいだったそうだ。
「コロナ禍で中断していた収録が昨年6月半ばに再開された直後、森さんが『お姉ちゃん(二階堂)に今度ウチに遊びにおいでって誘われたの』とうれしそうに漏らしていたのが印象的です。森さんは昨年、大分の高校を卒業して本格的に上京したばかりで、東京にあまり友達がいません。二階堂さんはそんな彼女の境遇を案じていたのでしょう」(NHK関係者)
二階堂は森を食事に誘ったり、撮影の合間に話し相手になってあげたりして、2人は少しずつ距離を縮めていった。そこに尾ひれがついて“二階堂が森の移籍に一枚噛んでいるのでは”とあらぬ噂を広げる芸能関係者もいる。
ステージママの存在
確かに、森にとって二階堂は雲の上のような存在だ。昨年の「紅白歌合戦」では見事な司会ぶりが高く評価され、数年後の大河ドラマの主演に抜擢されるという話まで浮上している。森は女優として二階堂から吸収すべきことが山ほどあるし、妹分として可愛がってもらえば、ますます活躍の場が広がるだろう。実際に二階堂に「うち(SMA)に来たら?」と誘われたとしたら、森も心が揺らいだに違いない。
しかし、結論を言えば、二階堂が別の事務所の女優の引き抜きに加担するわけがない。
“黒幕”と囁かれているのは、別の人物だ。
「森の母親は撮影現場に頻繁に顔を出し、マネジメント方針にも口を出す“ステージママ”として有名です。撮影現場でテレビ局のスタッフや他事務所の関係者と連絡先を交換する場面がたびたび目撃されています。その中にSMAの系列会社のスタッフA氏の姿もありました。A氏はプロデューサーとしてたくさんのドラマ制作にも携わり、テレビ局幹部にも顔が利く人物です。母親とえらく馬が合ったのか、トントン拍子で移籍話が進みました。ただ、SMAが社命として森の獲得を命じたわけではありません。A氏と森の母親の暴走とまでは言いませんが、2人の大胆な行動によってSMAも巻き込まれてしまったような格好です」(民放ディレクター)
それにしても、とばっちりを受けた二階堂はたまらない。昨年暮れあたりから森との“CM共演”も囁かれているが、企画が実現したら、またあらぬ噂が独り歩きしそうだ。(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
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