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Sunday, May 10, 2020

コロナによる「本当の死者数」が発表より多いと言える理由(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース

ここ数週間、ソーシャルメディアの世界では、基礎疾患のある人が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染して死亡した場合は、COVID-19の死者として「カウント」すべきではないという議論が広がっています。

確かに、心臓病、肺疾患、糖尿病などの持病を持つ人がCOVID-19に感染すると死に至る確率が高いようです。

しかし、この議論を進めていくと、COVID-19の死亡率は、企業のビジネス再開や人々の職場復帰の時期を決定する判断要因になるので、政府はどのような場合にCOVID-19で死亡したと判断すべきかという問題に発展します。

「検死解剖すると、肺の状態が非常に悪化しているので、冠動脈疾患、肺気腫、心臓病、糖尿病といった基礎疾患の影響からは切り離して考えるべきでしょう」とHarris County Institute for Forensic Sciencesで副主任検察医であり、ベイラー医科大学の病理学臨床助教授でもあるDwayne Wolfさんは言います。

死因は間違いなく基礎疾患とは別の病気です。

死亡日の主因が死因として記録される

死因を決定するとなると、死亡の直接の原因だけでなく、それを助長させるさまざまな原因も存在します。COVID-19で亡くなった人の場合、死亡の主因は、多くの場合、びまん性肺胞障害であり、患者は呼吸ができなくなって死に至ります。

死亡日にCOVID-19が直接の原因で死亡したなら、COVID-19が主因と見なされ、COVID-19に感染しなければ、もっと長く生きられたはずなのに、早死にしてしまったということになります。

死亡診断書には、直接の死因に加えて、心臓病や糖尿病など、患者の状態を悪化させた可能性がある他の要因も記載されます。こうした要因は、患者を直接死に至らしめたわけではありませんが、命を救う助けにもなりませんでした。

簡単に言うと、COVID-19の軽度の症状が出ている感染者が自動車事故で死亡したら、死亡日に亡くなった直接の原因はCOVID-19ではないので、この場合、COVID-19 は死因とは見なされません。

「COVID-19感染者がCOVID-19以外の原因で死亡するケースは出てくるでしょう」とWolfさんは言います。

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